ある晴れた春の日のこと、やっと一人暮らしにも慣れ始めた僕に、一つの小包が届いた。
中身は、いつかの春の日に、不景気な面をさらしてベンチで暢気に昼寝している僕の姿を描いたラフスケッチだった。
自分の姿を描いた絵なんて、とも思ったが、結局額縁まで買ってきて、部屋のど真ん中に飾ってしまうことになった。
その絵を見ていると、なぜだかは知らないが、これからも頑張らなくちゃと気持ちを新たにさせられるのだ。
僕が死ぬ間際に思い出すのはきっと彼女のことなのだろうと、僕には不思議な確信がある。
感想
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