タイトルでの期待値がトップ。内容も期待していたものからそう遠くなく、今回の収穫でした。
これで文章がさらに繊細だったら、もう一化けも二化けもするんだろうなー。うらやましいです。
作中をただよう諦念めいた空気が好きです。
短編らしい切り口で、楽しめました。後味の悪さがお見事。
ただ、この切り口で、この文体なら、もう少しなだらかな傾斜にしてほしかったです。祐一を無自覚的に描けば、後味の悪さが生きてきたかな、と思いました。好みの問題かもしれません。
なんていうか…寂寥感みたいなものを感じました。
最後のあゆの願いがかなった、その後の話ですね。
面白かったです。ほんとに。
しかし、それは、あまりに現実的な寂しさを感じるのでして。
勝手にそう思わなくてはならないとしても。
物悲しい、寂しい終わり方がとても良かったです。
面白い観点から物語が作られていますね。
多分、あゆと名雪が知り合った後の「青空エンド」からの派生なんでしょうけど、
天使の人形と「――ちゃん、今頃何してるのかな」という名雪のひと言から
祐一が持っているあゆの記憶が払拭される所がポイントですね。
5位
一月の路上に捨てる。(作者:えりくらさん)
有効票 | 28 | |
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4 点 | 3 | (10.71%) |
5 点 | 6 | (21.43%) |
6 点 | 6 | (21.43%) |
7 点 | 4 | (14.29%) |
8 点 | 3 | (10.71%) |
9 点 | 3 | (10.71%) |
10 点 | 2 | (7.14%) |
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