作品も香里もずいぶんと老成してますね。
 パッケージを隠してタイトルだけで借りてみたAVが熟女モノだったような感覚を発見できました。

香里の思考が暗い方向に決定付けられた理由があまりよくわかりませんでした。
栞の死の受け入れ方も寂しすぎです。
ストーリーは相当苦手なのですが……
地の文の演出の上手さに敬意を示して加点。
雰囲気の作り方がうまいSSだなと思いました。

救いがあるような無いような。
ダークのようなそうでないような。
なんだか掴み辛い作品でした。
まぁ、それが生と死を含めた現実なのかもしれませんが。
ってか、ダークなフリと希望がありそうなオチをこのサイズに詰め込んでるもんだから、
焦点がブレちゃったような気がしないでもないです(汗

結局似たもの姉妹なのかもしれませんね。
前を向いている香里が素敵です。

 終わる猫を見てシンパシーを感じる栞。終わる栞と向き合い楡の木と命を知った香里。後に残されたのは終わるはずだった年老いた猫のみ。うーん、こいつはやられたぜー(引き笑い)
 原作を上手く使ってるなぁとも思った。原作のシーンは極力排除して、書きたい所だけ抜粋した形でもそこまで違和感が残らない作り。すごい上手いです。
 文句をつけるとしたらタイトルかなぁ 楡の木とか猫とかを上手く絡めて欲しかった。英語のタイトルってよっぽど上手く使ってないと、単なる逃げにも見えてしまうので(少なくとも僕の場合は)。まぁ僕が作者さんの考えを拾いきれていないだけかもしれませんけどね(笑)









4位



Actually(作者:匿名投稿)


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