今日死ぬはずだった一億の生命よ

作者:えりくらさん   第 4 位(51.17 pts)

KATUOさん (6点)
とりあえず続きはどこですか?(笑)

香里の「付き合うことにしたの」の絶望感はなかなかすごかったです。
その後北川が何も言わなかったのも、ひとによっては情けないと思うのかもしれないけれど、私には好感がもてました。
香里からのメールもよかったと思います。
だからこそ、このメールを見たあとに北川がどう動くのかを見てみたかったです。

あと、話が青春ものだったので、オナニー云々の描写は蛇足だったような気がします。ていうか、しつこい。
それから、タイトルが意味不明です。何か隠されているのでしょうか。私には見つけられませんでした。
あともうひとつ。細かいことで悪いんですが、香里は「あはははははっ!」とは笑わないイメージ……。

なんか細かいことをいろいろとすみません。

Foolisさん (5点)
最後の香里のメールがすごく好きです。
すごく好きですが…、中途半端におわられた、という印象がどうしても強すぎて…。
残念でした。

ustriumさん (6点)
下品なギャグで突っ走るものと思っていましたか、意外とシリアスでよろしかったです。
青春とエロって不可分ですよね。


2ページ目は無くても良かった気がします。
青春の甘酸っぱさが大量の砂糖で洗われたみたいで勿体無い。

じゅうさん (9点)
登場人物の生き生きとした描写がよかったです。

春日 姫宮さん (9点)
【初読感想】

>オレの手の中には生暖かい異臭を放つ、昔ティッシュと呼ばれていた物体がある。

 一億の生命=精子ですか?(笑)




>本日二回目の自家発電行為に及んだのだった。

 テンションは落ちてるのに二度目に及ぶそのど根性。
 ある意味尊敬します(笑)。




>無論、翌朝オレのトランクスの中もえらいことになった。

 自家発電しててなおこれかーっ。北川どこまで底なしなんだーっ。




>「うーん、まぁ、それは、そうかも……って原因は私なのっ!?」

 うわーん! ボクの名雪が、オンナになってる。オンナになって一人称が「私」になっちゃってるよー。
 おのれゆういちー。
 あなただけは許さないから!




>「私も唐揚げ欲しいんだけど」

 香里まで一人称「私」に。
 多分ALLエンド設定でしょうから、栞のことが解決して、丸くなったのかなぁ。




>目的を達成するにはいつもよりも長い時間が必要になった。

 達成は、したんだ(笑)。
 北川底なし過ぎる。




>「祐一君のお友達の北川君だよ、真琴ちゃん」

 あれ? 最初「北川さん」って呼びかけてなかったっけ?
 それにしてもこの二人、仲良いなあ。




>そういえば昨日はオナニーしてないな、と思った。

 あゆや真琴では抜けなかったと(笑)。




>「ふん、私だってたまにはお茶目にしたい時だって、あるのよ」

 祐一を見て、どこかの国のスパイが密命を帯びて――とか言ってたくらいだしね(笑)。




>「――付き合うことにしたの」

 北川君憐れ。
 まあ凄く嘘っぽいきもするんですが(笑)。
 素直に告白しないからこんなことにっ。




>8日目の手紙

 良かったなあ北川。
 香里のメールは高校生の女性としては、そして香里としては考えられないほどに本音をストレートにぶつけていたので、彼女のちょっとした幼さと共に、ああ、本気なんだなぁと感じた。




【改めてこの作品を振り返って】

 青春してますねー。
 ストーリーは素直で、見せ方も上手いです。
 今回は名指ししてやろうと手ぐすね引いてたわけですが、「春になったら、またあのベンチで」がちょっとそれっぽかったので真面目に悩んじゃいましたよ、えりくらさん(笑)。

mkrさん (7点)
> きたぐぁ
古参の方でしょうか?
ラストが上手くオチていれば9点でよろしく。

--さん (5点)
ん、この北川は悪くないと思いました。
物欲しげに飛びつかないところがいいなあ。なーんか感情移入したりして。
ぶっつり切ってるところもいいですね。これはどうやってもあとは蛇足的にクサい展開にしかならなそう。
みんな何考えてんだか分からなくて雲を掴むような世界観なんですが、そこがまたいいですねえ。
とても少年っぽいです。
ほんとなのか夢なのかわかんないように書いてるあゆと真琴のくだりが地味にうまいとも思いました。

PFRさん (4点)
 自慰とか素材の時点で抵抗を覚えるのでどうにも評価が高くなりません。SS自体はよくできているし、二頁目の香里のメールは真面目に考えるべき内容を含んでいると思うのですが。

匿名希望(26、リーマン)さん (7点)
 ぬるぬるのオナニーライフとは裏腹な、この妙に乾いた感覚がわりと好みでした。最初読んだときは終わりが唐突に思えましたが、何度か読んでみるとこのいきなりブチッと切れる感じも悪くはないなと感じられるようになりました。
 ギャグを始め、ほとんどの描写に冷めたような距離間があって、そこが心地よかったです。 

復路鵜さん (6点)
 なんという予定調和!
 しかしこんなお話が大好きです。

あじとまさん (4点)
あれ、ここで終わりか。
香里のメール、なんか語り口がまるで遺書みたいだと感じた。
つか長いよ。どんだけ携帯ピコピコすんねん。

「差出人 北川潤
 件名  Re: ごめんなさい

 『あたしは今夜も北川君をオカズに』まで読んだ」

みたいなネタを期待してしまった。

結局何がしたかったのかよく分からない作品でした。
特に香里の気持ちがさっぱり理解できない。
北川がただのへたれにしか見えなかったので。
文章は読みやすかったけど。

神代 悠さん (3点)
一言で言うと、映画のようだな、という印象を受けました。王家衛好きなんですが、ちょっとだけそんな感じ。
時代設定が随分古いな、と感じたのは、やはり冒頭の公衆電話のシーンが効いているのでしょうね。

自分と生活圏が重なることもあり、かなり作品にのめり込んでしまいました。
一般受けする類の作品ではないかもしれませんが、私は嫌いではないです。

最初は<title>タグぐらい使えよ、と思ってましたが、ラストでのあの使いかたはお見事。



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