モノローグの人々

作者:復路鵜さん   第 5 位(50.66 pts)

KATUOさん (4点)
なかなかおもしろかっただけに、オチをもう少ししっかりと書いてほしかった。

Foolisさん (9点)
作者の中でおそらくすごい物語が、きっと完成しているのでしょう。
それはわかりますが、いかんせんその内容がよくわかりません。
しかしおどろおどろしいものであることがひしひしと伝わってきました。
よかったです。
その雰囲気が非常によかったです。

じゅうさん (6点)
策士策に溺れたような印象を受けます。

春日 姫宮さん (9点)
【初読感想】

>『ぐげえぇぇ』と先ほど食べたばかりの昼飯を戻した。

 Wow!




>刺身を作ろうとして失敗したような彼氏の遺体と、フライパンによって頭部を完全に破壊された姉の遺骸と、自分の首を包丁で突き刺し事切れた智子さんの姿だった。

 Wow!Wow!!




>そういえば、あいつ意外と胸大きいのな。

 ですよねー。




>まことはレディだから

 まあそういうわけで、ここまで子供っぽい日記は流石に書かないんじゃないかな−、と思う。




>(濡れた跡がある)

 よだーれ。




>昨日や一昨日や三日前も、確かに真琴ちゃんは癇癪を起こしている。歯ブラシを壊したり漫画本を破いたり、ガラスのコップを割ったりもしていた。

 原作ではそうでもなかったので、齟齬が気になる部分。




>真琴ちゃんから失われているのは……人間性だろうか? そのように思える。
 名雪にもそれを話してみたけれど、どうやら名雪も同意見だそうだ。

 何気に酷いなあ、と思った表現。
 名雪は、真琴の症状を「お医者さんに看てもらう」ものだと言っていたので、それはないと思うんですが−。




>例えば■■■■■■■■■(塗りつぶしてあるせいで判読不可能)

 微妙に怖い表現。




>水瀬さんたち? ええ、いい人たちでしたよみんな。

 過去形……。




>はやくあきこさんやなゆきやゆーいちといっしょにごはんが食べられるようになりたいなあ。
(この後、二ページに渡って延々と漢字が書かれている)

 悲しいシーンデスネ……。




>「あ、あはは……私は、あんまり」

 ヽ(>ヮ<)ノ私




>名雪の場合、溜め込んで溜め込んでバクハツってケースが多いから。

 これは私にはない発想なので、作者さんの名雪観を窺ってみたいなぁ、と思いました。




>わらいながらゆーいちは ありがとうなまこと っていった

 ナニをしたーーーーーーっ!?




>祐一さんに対して抱いていた否定的なイメージをぶり返させる気がした。

 元々秋子さんは祐一に対して否定的なイメージを持ってた、ということになりますよね。
 娘が裏切られた辺りでしょうか?




>【水瀬名雪の携帯電話 未送信メール】
『To』:祐一
『Sub』:あの子
『添付ファイル』:なし
『Text』:そんなに好きなの?

 うわー。これ怖いです。ゾクッときました。
 ちなみに原作では、祐一と名雪とあゆは携帯を持ってないことが明示されています。




>【水瀬家二階 空き部屋に残されていたメモ 破かれているため判読は極めて困難】

 ……。
 ダークですね。
 あゆ と読めるようにできてるのは意図的なんでしょうか?




>その災厄は凡そ彼ら彼女らが意図したものではなく、その出現によって土地を支えていた何らかの安定軸の崩壊、もしくは時の支配者の介入を招いたものであることが分かる。

 いきなり突拍子もないことを言いますね。




>最後

 え? これで終わり?




【改めてこの作品を振り返って】
 復路鵜さんは作品の完成度の上下差が激しいんですが、今回は下の方だと思う。
 相対的に見れば、今回のこんぺの中でもかなり上手い作品なんですけどね。本気を出せば一位も狙えただけにちと残念。

--さん (5点)
これは難しい。謎解きが必要なのかそうでなくて素直に読んでいいのかの見当もつかないです。
とりあえず、何が事件の引き金だったのかというのがまず分からない……のかな??
祐一なんだろうか真琴なんだろうか。
なんだか藪の中を読んだようなそうでないような気分です。

PFRさん (5点)
 小説内部に挿入される書簡体や日記といった形式が、現実に存在する書簡や日記と完全に同一でなければならないとは必ずしも思いませんが、しかし現実に照らし合わせてこんな書き方はしないだろうとあからさまに思えてしまうのは無防備にすぎるでしょう。真琴の日記は、真琴があんなふうに喋ることはあるだろうとは思えても、書くだろうとはとても思えない文体で、話し言葉と書き言葉の差異を作者が無視して書いているのがわかります。名雪の日記の「祐一がノックしてる隠さなきゃ」という記述などには、そんなこと書く暇があったら早く隠せ、と素朴にツッコミを入れたいところです。秋子さんの日記は、日記というよりは小説の地の文に近い文体をしてはいませんか。
 ただ真琴の日記は後半よくなっていると思うし、冒頭で提示され、祐一のメモとか名雪の未送信メールなどによって次第に高められていく不穏さは上手いので、最終的には面白く読めました。

匿名希望(26、リーマン)さん (6点)
 モキュメンタリーで作るということの意味をこのSSを読みながら考えていました。例えば「食人族」の何がすごいかというとやっぱり現実と虚構が一瞬であれ確実に揺らぐところだと思うし、フェイクドキュメンタリーっていうのはフェイクであるとわかりながらも、でももしかしたら…というところまでもっていかないといかんのではないかと思うんですが、このSSにはそこまでの力がなかったように思えます。
 というか、最初の書籍からの長い引用の部分がいらないんじゃないかな、と。そこで距離感が生まれちゃっているように思えます。
 でも、例えば真琴の日記の禍々しさとかすごい良いと思います。いやーな雰囲気があって。あと、名雪のメールもなんかいやだな(笑)。そういう、いい意味で不愉快なところはかなり良かったです。

 ただこの筆力があれば、普通のホラー小説に仕上げた方が良かったのではないかというのが一番正直な感想です。

あじとまさん (6点)
冒頭の話はなかった方が良かったのかもしれない。結構面白いとは思ったが。
肝心の真琴と祐一達の行く末が早いうちから読めてしまい、また、それ以上の展開もないので、最終的に物足りない感じでした。

あと、この真琴は好きになれない。
祐一たちと共に必死に本能や運命に抗って、それでもこんな結末になってしまった、というなら物悲しさとかがあったかもしれない。
が、この真琴は最初から最後まで本能の赴くままに身勝手に行動しているだけにしか見えず、そんな真琴のために必死になっている祐一や秋子にも共感できず、結局物語全体的に受け入れられなかった。

グロテスクな描写は確かにそれだけで強く印象に残るが、物語を描く以上、それだけに頼り過ぎてはいけないと思う。
あとこの空行の使い方は見にくいです。

えりくらさん (8点)
最も渦中にいると思われる祐一と真琴の状況が判然としないため、彼らの間で何が起こったかは想像するしかないのだけれど、その闇に隠された部分を最後まで明らかにしないところが上手い。本当に怖い物は闇の中にある。闇の中にあるから怖いんですよね。ただ、祐一が残したメモと真琴の日記から彼らの関係について触れた部分があって、その辺りを想像するとかなり暗い気持ちになる。ある意味先が読める展開なのだけれど、それに至るまでの描写が秀逸だと思いました。お見事でした。

神代 悠さん (4点)
ダークがダークだから、という理由で嫌いなんじゃないんですが、こういう形式だと雰囲気作りとしては良いのかとも思いますが、純粋に文章作品として読んでみるとこんな感じの点数になりました。



有効票13 
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3 点1(7.69%)
4 点3(23.08%)
5 点2(15.38%)
6 点3(23.08%)
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