言葉
作者:takaさん 第 4 位(47.65 pts)
春日 姫宮さん (7点)
初めに真琴がでてきて、でもそれを引きずらない祐一に、前向きな強さを感じ取ることができました。
文章も歯切れがよく、一つ一つ祐一が心を整理して、成長していく様を示唆しているようです。
そんな祐一を見守る名雪の、天然で言葉少ないながらも優しさを秘めた台詞も映えていました。
名雪はおそらく1981年生まれ、祐一も名雪と同級生ですから、平成52年というと、彼らが還暦を迎えるちょっと前ですね。
いつまでも仲良いままで、変わらない二人が素敵だと思いました。
Muさん (5点)
点数をつけるのが難しいです。
なんとなく掴みかけているような、いないような、微妙な気分。
狐は狐の生活のままでいることが幸せ。
なら、人間は人間の生活でいることが幸せ。
理屈はそうだと分かっているけど、「今見る景色に一抹の淋しさを覚える」
だけど仕方ない? そう言うモノなのだから、その世界で愛を叫ぼう。
で、「俺は死ぬまで叫び続けるさ」へ繋がる?
こんな感じでしょうか。もう少し、手がかりや誘導が欲しいと思いました。
自分で言い切ることが出来る登場人物に、魅力を感じました。
十七式さん (10点)
うう、見てて甘いな・・・そう思いました。
それと共に、切ないと思えて複雑なSSであったと思います。
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