いつかムラムラする日。

作者:匿名希望(25、リーマン)さん   第 17 位(46.73 pts)

じゅげむさん (5点)
台無しだよ……台無しだよ! 単純なのに妙に効果がでかいです。

Manukeさん (3点)
???
なんといいますか、リアクションに困るお話です。どうフォローしたものやら(^^;)
決してつまらなくはないんですけど……。
場面転換が分かりづらい箇所が多数ありました。

むりさん (7点)
芸術としてのエロスという言葉を久しぶりに思い出しました。
女性の裸もセックスも、快楽の追求以外の用途に用いられるなら、それはひどく物悲しい色彩で、人の生を彩るのだと。
コメディに違いないと思って読み始めたのが、いい意味で裏切られた感じでした。
悲しみを携えた不感症で勃起不全の彼らの、性器を濡らすものが涙ではなく、もっと美しい何かに生まれ変わる事を今、願って止みません。

じゅうさん (9点)
言葉の操り方が巧みで、一字一句じっくり味わいたくなる作品でした。
無駄話を無駄の無い文章で書かれるのは、高度な技術だと思います。

はむさん (6点)
な ん だ こ れ は?(ぉ
分からん! 祐一がEDになったのか? ガリバー病か!(こらこら

<以下だらだらと素人が文学を論じる>


退廃的な雰囲気の漂う作品だが、退廃的=前衛芸術ではないと思う。
この作品は、恐らくこの異様な作品を目の当たりにした時の読者の驚く顔によって完成する作品だろうと思う。
その点で読者に依存しているわけだが、この作品にはその威力がちょいと弱かったと僕は感じます。
もはや退廃的=前衛的=純文学なぞという図式は、ある種のステレオタイプとなっています。
誰でも容易に受け入れられる。生まれたときから前衛としてそこにあったんですから、価値観として既に根付いているので当たり前です。
僕らには常識な”前衛”というわけです。そして、その時点で”前衛”ではないわけですよ。
僕ら若者にとっては、出雲阿国の舞のほうがよほど前衛芸術かもしれない。
今作は、そのステレオタイプ通りの反応を引き出したいと思って書いたわけでもないと思うので、書きますが。
僕としましては、この手の挑発的な作品には「ステレオタイプを打ち破るのがステレオタイプ」ってのをステレオタイプとしているので、
打ち破れなかった時点で、弱いなと思うわけです。
退廃的=前衛的なんてもう過去の価値観だと思うのです。その古典的な前衛観をあえて出すからには、『型を知り型を破る』として、それを打ち破ってもらいたかったが
それがない今作では、
僕にはただ、『こんぺに対する挑戦』と固定的な評判を期待して騒ぎたい・騒がれたいために書いた風にしか見えなかった。
まぁ、滅多に小説読まないんですが読むっていっても、池波正太郎とかの易しい文体しか読めない僕がお送りしました。
<終了>

でも俺は、きっとこれを書いた人間の心境がなんとなく分かるぜ!
とりあえずバンビーの俺は、素直にこの作品を見て面食らっとくぜ!

「な ん だ こ れ は ?w」

かきさん (4点)
 うーん、ごめんなさい、今回はあまり楽しめなかったです。
 どうも作中の時間を把握するのに一苦労。最初は栞の時みたいに逆回転していくのかなぁと思ってたんですが、違うようで。
 相変わらず文章は巧みでそれ自体が魅力的なんですが、何だろう、人を書いた話の割には人に深く触れていないような。登場人物が多いせいかな。単に読み方が間違ってるのかも。
 結果的には時間が解決してくれるということなのでしょうか。違うだろうなぁ。
 多分僕が捉えきれる作品ではなかったんだろうなぁ、とか。
 某氏の言葉を勝手に引用するなら、「相変わらず感想人泣かせの作品を書いてくる人だなあ、リーマンさんは。」というところでしょうか(笑)

LM_STACKさん (4点)
不思議な雰囲気のオムニバスですね。
ただ、一人づつの話が長いせいか、テンポが悪くなっている感じがします。
でも、最後に佐祐理が花束を持って現れてから名雪がコマネチをするまでの展開は
よくできていたと思います。

琴吹 邑さん (1点)
シーンが混線しているのは意図的なんでしょうね?

シームレスに混線していて、読んでてわけわからなくなります。
最後まで読みましたが、結局、この話も何が言いたいのかわかりませんでした。
混線させる意味もあまり感じません。
栞の死も、舞の死も、作品に意味を与える死では無いような気がします。
タイトルも、内容といまいち合致していない気がします。

申し訳ないですけど、まったく作品の意図がわかりませんでした。

Foolisさん (4点)
私の理解力不足もありますが、構成がわかりにくかったです。
それが少し残念でした。文章はよかったです。

PFRさん (6点)
 最初の一文で麻耶雄嵩を思い出したのですがあまり関係ないですかそうですか。
 プロットだけを抽出すると、ごく普通のオールバッドとそこからの再生を描いた話、ということになってしまうわけですが、ごく普通などというものからは程遠いことは一読して明らかですから、内容の要約や意味の理解はこの作品にとってはほとんど無意味である、ということになるのではないかとか思います。微妙に崩れた文章、一見どうでもいいところに対する異様な執着、入り乱れる現在と過去、まるで中身のない会話、など、もっと表層的な領域において言葉と戯れているといった風情です。表層的っていうのは無論のこと褒め言葉。
 もっとも、あまり精度が高いとは思えなかったのですが。時間なかったのでしょうか。

最中さん (7点)
 文章は全作品の中で一番上手いと思いました。
 その割に文章よりも映像表現のような作りで、何かがぼんやりと浮かび上がってくるような作風は好みに合ってました。
 その分、中心になるストーリーが曖昧なのと、視点が混乱するのがネックでしょうか。
 ストーリーは、俺は気になりませんが、視点の方は、そういうものだと分かるまでは、ちょっと戸惑いました。
 それと、二重鍵括弧と読点・読点の組み合わせが気になるんですが、何かもっといい方法はないですかねぇ。自分はよく迷うもので。
 佐祐理さんの下着で祐一の不能が治る話、だったらいいな。笑

竹仙人さん (5点)
 冒頭とラストで何度か噴いたんですが、中盤や、物語全体の枠組みを捉えようと試みたところ、ちぐはぐすぎて混乱してきました。どこがどう繋がってんだ。水瀬家の居間では名雪が祐一の隣に2回座ってるし。おかしい、なんだこれは。

 あまり誤字は気にならずにスルーしてしまうたちなんですが、これだけは。不覚にも一番笑いました。
>彼女の小さな手のひらには言った通り町長がデザインされたピアスが乗せられていた。
 おい……おい! センスおかしい!

まてつやさん (5点)
 タイトルの意味が結局、さっぱりわかりませんでした。
 結局、消化不良というかエピソード散らばせた割りに、ポイントどこだったのかなー、わかんないなぁ、と。
 あと、個人的に違和感を感じてた点を。佐祐理さんと初対面っぽいのに「倉田さん」と呼ばないのは何故ですか? 佐祐理さん側が「相沢さん」と呼ばないのはまぁ、いいとして。

つうじいさん (2点)
ユニコーンのネタが一番輝いた瞬間でした。
かなりツボでした。
しかし、全体的に私には難しかったです。
ジャンルは何が正しいのだろう。

衿元馬桜さん (4点)
 ちょっと分かりにくかった。いや、日本語としてはかなり分かりやすい部類には入るんですが、何と言ったらいいのか、作品としてどんな方向を向いているのかが分かり難いというか。作者さんはかなりの腕の持ち主であることは何となく感じ取れたので、僕には感じ取れなかった何かがこの話には隠れているのかも。だとしたらちょっと悲しい。

えびふりゃーさん (1点)
なんとも形容しがたい話ですね。
話のつぎ方がぐちゃぐちゃな所為か読んでいたら、酔ってしまいました。
まぁ、読む限りではわざとやってるみたいですけど……
なんの為にそんな事をしているのかを読みとるまでは耐えられませんでした。
なんというか、好み以前に体質的に合わなかったみたいです。
評価の仕方としてはある意味失礼かもしれません。
ほんとにごめんなさい。

Natsuさん (1点)
どれもこれも中途半端でどう楽しめばいいか分かりません。
栞や舞が死んだ意味はあったんでしょうか。



有効票25 
1 点3(12.00%)
2 点1(4.00%)
3 点3(12.00%)
4 点4(16.00%)
5 点6(24.00%)
6 点3(12.00%)
7 点3(12.00%)
8 点0(0%)
9 点2(8.00%)
10 点0(0%)


掲示板  home