プラネタリウムの夜
作者:Ryo-Tさん 第 3 位(57.11 pts)
かきさん (5点)
いいお話でした。
……以上の言葉がなかなか見つからないんですよね。いい話には違いないんだけど、それ以上の何かに欠けるといいますか。
10kbの中でしっかりとストーリーを展開させて、(やや強引ですが)最後までまとめ切った辺りには確かな力を感じます。
でも何だか一皮剥け切れなかった感じといいますか。
相沢さんの香りを漂わせたりょとさんと予想してみます。
繆也さん (10点)
満天の夜空は大きなプラネタリウム――。
同じ空の下にいるんだから、一人じゃないだろ? そんな北川の心の叫びが聞こえる気がします。
とても素晴らしい作品だと思いました。
じゅうさん (7点)
青春まっしぐら。
そこはかとなく上品な文体もよいです。
雨音さん (6点)
なんか妙な薄っぺらさがあるなぁ〜と思ったら、プラネタリウムなのに星座ネタを使わず、
「離れていても同じ星を見てる」なんてオチに繋げてしまったからでした。
自分で振っておいて自分でスルーとは、なんて高等技術!?(何
更に、香里と北川の物語に固定してしまったのも残念かも。
美坂チームなんて言葉も出ているのに、説得役が北川だけで、
祐一達は他所で楽しんでいるなんてちょっと寂しいですよ。
プラネタリウムというネタに拘らず、わいわいガヤガヤと楽しんで、
ちょっと寂寥というお話にしてくれた方が楽しめたのではないかと思いました。
ヒナゲシさん (8点)
こんなかんじの北×香は大好きです!!
Foolisさん (8点)
北川と香里の日常的一こまがいい雰囲気の中描けているなぁ、と思いました。
10KBの中でよくやってくれたなぁ、と思います。
Natsuさん (6点)
いい話です。いい話ですが……栞はどうしたんですか。
名雪エンドの香里視点という事で栞の存在は避けて通れないはずですが、完全無視はいただけません。せめて生死ぐらいは書いてほしい。
もしかして原作どおりに香里は栞を無視し続けてそのまま幸せになったと書きたいのでしょうか。
内容自体は面白いと思ったんですけどね。一次創作だったらもっと高評価したかもしれません。
PFRさん (7点)
テンプレ気味。あざとい。しかし、全体としては良いSSだったと思います。ノスタルジーをかきたてるような柔らかで物悲しい文章がしっかりと効果を発揮していると同時に、時折挟まれるユーモラスな描写が物語に上手く緩急をつけていて、確かな文章力を感じます。
ただ、文末の用言を終止形以外にするのはさすがにもう少し自制したほうがよいのではないかと思います。用いるべきところで用いれば効果的なのでしょうが、日常的に使うような表現では少なくともないはずです。
広咲瞑さん (7点)
一人称の「あたし」って個人的にツボるんですよね。「わたし」ほどおとなしくもなく「私」ほど硬くもなく、語り手のポジティブさを感じるようで。
彼らの名前が美坂チームと名付けられたのは必然だったように思えます。何となく、なのですが、彼ら仲良し四人組の中で一番口数が少なかったと考えられるのは香里であって、そんな彼女を話の輪の真ん中に引っ張り込むために敢えて北川がネタにしたんじゃないかと思うわけです。
男女の話なのに恋愛に寄り過ぎないところも好きです。男女間の友情って素敵ですよね。現実に作り上げるのは難しいですけど……。
衿元馬桜さん (8点)
く、くせえ。
北川カッコつけすぎ、香里真に受けすぎ、斉藤カッコよすぎ……でも、大好きだぁ――っ!
LM_STACKさん (5点)
ものみの丘プラネタリウムは良いアイディアですね。
ただ、何となく序盤と結末が巧くつながっていない様にも感じました。
UX96さん (6点)
私には、綺麗すぎて純粋すぎました。
なんとなくごめんなさい。
それとこの話、10KBの制限なしで読めたらなぁと思いました。
Manuke++さん (8点)
香里の繊細な心の表現が良いです。
北川君はちょっとカッコ付けすぎですが、そんなところも悪くないですね。
斉藤君と三宅さんのエピソードも楽しいですし(^^;)
つうじいさん (6点)
北川かっこいいなあ……
香里だけ一人違う大学にいってしまう設定は、なんだかありそうでいいと思いました。
斉藤のエピソードが香里の寂しさを加速するようでよかったです。
コンタミンさん (8点)
しっとりした雰囲気の出た、王道ともいえるお話だったと思います。
ストーリー展開は好みなのですが、表題にもなっている星空のシーンが
少しあっさりしすぎていたかなと思いました。十分に尺をとった、クライ
マックスを彩る「ものみの丘プラネタリウム」の描写を見たかったです。
VALさん (7点)
斉藤等の小ネタの入れ方、通話を含む締め方、いい感じだと思います。
ただ肝心のプラネタリウム云々は……綺麗だとは思ったけど琴線に触れるほどじゃなかったです。
良作、でしょうか。
ぺーたさん (10点)
読んでいてとても心地の良い話でした。
全体的に素直ではあるけどストレートではなくて。
あと、くどくないのが凄く良いです。
例を挙げるならばこれ
>「俺たちはさ、今同じプラネタリウムにいるんだ」
> 隣りで、同じように寝転がった北川君はそう言って、続けた。
>「例え離れていてもさ。夜になれば俺たちは同じ星を見てるんだ」
大抵の人ならばあの場面を演出しておいて、これだけで終わらせるなんてないですからね。
くどくどと気障ったらしい台詞と描写を書いてうんざりさせるでしょう。
あと、終わり方も良いですね。
安易に北川と香里をくっつけたりせずに色んな意味で想像の余地を残しているところが、素晴らしいの一言に尽きます。
それと、個人的な趣味の話になってしまうんですが斉藤の告白も良かったです。
うわ……斉藤告白するのか、とちょっとげんなりしそうになったところで、あのギャグを持ってこられて笑わされました。
全体的には爽やかな感じの良作といった作品ではありました。
でも、上で挙げているような作者さんのセンスがキラリと光る箇所に加点していったら結局10点になりました。
まぁ、文句なく素晴らしい作品です。
追記
一つだけ忠告するなら。
一人一人の台詞でちゃんと改行した方が良いかと思います
多分、それだとしっくり来ないと考えてそうしなかったんだとは思いますが、やっぱ現状のだと読み辛さを感じてしまいますので。
竹仙人さん (6点)
ライトでよいですね。さくっとあたたかい気持ちになれました。
有効票 | 27 | |
1 点 | 0 | (0%) |
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3 点 | 1 | (3.70%) |
4 点 | 1 | (3.70%) |
5 点 | 5 | (18.52%) |
6 点 | 5 | (18.52%) |
7 点 | 7 | (25.93%) |
8 点 | 6 | (22.22%) |
9 点 | 0 | (0%) |
10 点 | 2 | (7.41%) |
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