シュガークラフトの朝

作者:Manukeさん   第 17 位(49.06 pts)

愚地克己さん (8点)
描写が綺麗ですね。
10Kbという制限を考えると、テーマの選び方も秀逸だと思います。

りょとさん (4点)
 こういうのは毎回あって思うんですけど評価しづらいです。敢えて言うなら魅せようとしてないのが敗因でしょうか。
 ストーリーなり、文章なり、センスなり。なにか一つでもいいので、こういった掌編のこんぺでは見せてもらいたいと思います。個人的趣向として、できればストーリーをw

かきさん (5点)
 全体的に上手い……とは思うのですが、どうにも中身が薄過ぎるかなぁ、と。
 家を抜け出して学校へと向かい、祐一と再会した日の朝。何でもない普通の、でもちょっとだけ前向きになれた朝。それがまさか自分の運命を大きく変えようとはっ。
 内容としてはそんな感じでしょうか。
 着眼点はなかなか素敵だと思います。でも、これだけでは物足りないと言わざるを得ません。
 題名がそうですし、お話の大事なところにお菓子が関わってくるのかなぁ、なんて期待してました。綿菓子を題名に入れてSS書いたことある身なんで。
 せっかく題名になっていることですし、シュガークラフトをもっと押し出して欲しかったです。それが作品をもっと特徴付けることになっていたかもしれませんし。
 もう全く自信無しなんですが、春日さんを予想。

Mynonaさん (5点)
うっわ、きらきらしてます。
シナリオ補完ですか。いまとなれば流行が一回りしてかえって新しい。
びっしり一人称だけどあまり饒舌な感じを受けないところが上手いですね。

そして個人的には老人の台詞が少々不自然なような……ってなんだかそればっかり言ってる気がしますが(笑)。
割と身近に老人のしゃべりを聞くんで気になるんですよねえ……。

雨音さん (8点)
栞シナリオの、栞側からの視点は多々ありますが、
良くあるパターンの暗くて鬱々としたものではなく、
かと言って明るくて清々しいというわけでもなくて……。
砂糖細工の世界観が、凄く栞のイメージにあっていて、
あの時の彼女の心象を、これまでの作品以上に、綺麗に表現しているように感じました。
とても綺麗な作品でした♪

ヒナゲシさん (5点)
栞が学校に来る日の朝ですね。いい感じだと思います。

Foolisさん (4点)
プレストーリーとしていい感じですが、もうすこしひきをうまくしてほしかったでしょうか。
なかなか難しいと思うのですが。
あまり成功していなかったかなぁ、と思います>ひき

Natsuさん (3点)
原作補完はおまけで、景色を描写したかったという印象。
その割には砂糖だらけで甘ったるそうでした。
シーンごとに見ていても魅力を感じる部分が少ないんですよね。

PFRさん (5点)
 原作の隙間を描いているのみで、特に目新しい視点や表現や構成がないので、嫌な言い方をすれば読んでも得るものがないです。全体的に悪くはないし、タイトルはむしろ好きだったりはしますが。

広咲瞑さん (7点)
 タイトルがとてもお洒落なので一番に目に付きました。新居昭乃あたりの優しい歌の題名みたいで素敵だと思います。
 原作で語られなかった一シーンを切り取った感じが、二次創作だなあ、という気がしています。
 ホワイトボードを使った会話がほのぼのとしていて、ほんのり良い気持ちにさせられました。

 さらりと書かれているけれど、この日があの事件の次の朝だってことを考えると、じんわり来るものがありますね。

衿元馬桜さん (5点)
 情景描写が豊かな話は結構好み。作者さんの世界の見え方が伝わってくるような気がするので。ただ、話の作りとして高得点を与えられるタイプの話ではないので、5点で。栞の魅力がもっと前面に出てれば良かったのかもしれない。

LM_STACKさん (6点)
祐一と初めて学校で会う場面へのpreambleといった所ですね。

UX96さん (5点)
描いたのは雰囲気、なのでしょうか。
彼女が何を考えているのか、それからが連想できませんでした。
お菓子の情景や風景がどのように人物へ影響を与えたのかも。
また、何を現しているのかも。
頭悪くて申し訳ない。

つうじいさん (5点)
栞の発想は可愛らしいですね。雪を砂糖に見立てる発想は素敵だ。
前半部分の期待値は全作品中一位でした。
後半もっと膨らましてほしかったです。
自殺未遂の翌日にしては余裕あるのは、まあ、あゆと祐一のおかげですよね。
なので、もっと二人が栞に与えた影響を濃く描写して欲しかったです。

VALさん (8点)
 とても前向きで素敵な空想です。こういうの大好きです。

ぺーたさん (2点)
栞の一人称って難しいですよね。
敬語にすると頭の中でも常に敬語で喋ってるのかって話になるし。
かといって敬語じゃないとたいていの場合で違和感がかなり出ます。
というわけで違和感がバリバリでした。
付け加えるなら地の文が固すぎるところが特に。
それと独白系といえるほど独白系では決してないのですが、やっぱ根本的な面ではそう言う話ですよね。
だから読んでいて面白いかと聞かれるとちょっと辛い物があります。
とりあえず対処法としてはもう少し外部の描写といっても風景ではなくて老人のエピソードのような動きのあるエピソードを入れると良いんじゃないかと思います。
なおかつ、それによって栞の根本的な考え方は変わらないにしても、その時考えている事が変わるといったような心の動きを表現すればだいぶ変わってくるものですし。
まぁ、はっきりと現在の印象を言ってしまえば、あまりにも作品自体のトーンが単調すぎて、頭の中になにも残らないまま過ぎ去ってしまいます。
あと、最後の一文はどうせならもう少し希望が見える感じにしても良かったのではないでしょうか?
何が待っているのかというのがあやふや過ぎて、それが良い事なのか悪い事か全然感じ取れません。
まぁ、もちろんkanonを一度でもやった人ならばわかりますけどね。
これは単純にその文を読んだ瞬間の印象の話で、あと、読者として期待するだろう表現はそういうものだろうと思うので。
少なくとも私はそうですし。

とりあえず長くなりましたがアドバイスとして聞いて頂ければ幸いです。
実際、私の考えを押しつけてるだろうと言われれば否定出来ないですから。

竹仙人さん (2点)
 タイトルには惹かれるものがあった。

倉科さん (6点)
なぜ、学校へ向かったのか。
なぜ、学校に「答え」があるんじゃないかと考えたのか。

この話の中でそれがある程度出されているとよかったんじゃないかなぁと思いました。

冒頭では
>少し思案した後、私も外出することにした
という描写だけなのに、最後の方で最初から学校が目的地だった、という書き方がされているのも少し違和感でした。

お砂糖比喩は栞っぽくて可愛かったです。



有効票28 
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