透明

作者:匿名投稿さん   第 6 位(55.03 pts)

愚地克己さん (6点)
後半時間足りなかったのが露骨に出てますね(笑)。
真面目なストーリーだったのに、そのせいで笑ってしまいました。

りょとさん (6点)
 巧い。素直に巧いです。
 ですが、後半のなげやりっぷりというか、息切れというか容量不足さが明確に浮き出てしまったのが残念。
 なんかこう、もうちっと計算して欲しかったなぁ、とか思います。短い話ですので余計に。

かきさん (9点)
 あー、これ好きだぁ。今回一番好きだぁ。
 栞が元気に生きていて、不和も解消されて、そんなハッピーエンドの中で自分の犯した過ちに苦しむ香里。でもだんだんとそこから前向きになれてきた。
 内容としてはそんな感じでしょうか。まぁ中身はそう目新しいものではないでしょう。でもすんごい魅力的なんだなぁ、この話。
 この作品凄いのは、今列挙したようなことを話の中でいちいち説明していないことです。背景の説明みたいなものがほとんどない。描写の中で自然と理解させてる。
 キャラたちの軽快なやり取りも素敵です。
 あとは、涙の色とか透明な壁とか夢の中だけで泣くとか四歩目とか、そういう表現が実にピンポイントに僕のツボを刺激してくれます。
 ラスト一文、最初からこれ書きたかったんだろうなぁとか予想してみますがどうでしょう。すっげぇ好きだぁ。
 個人的にはこの作品に一位取って欲しいです。取ってください。
 倉科さんのにほいがしたような。

Mynonaさん (5点)
香里、かわいいなあ。こういう書き方好きなんです。あこがれます。
つまり、嫉ましいってことさ!ということで。
なんだか泣きたくなる様な幸せさです。

雨音さん (6点)
意味の無いジョークが高尚なのだと犀川先生に教わった身としては、
香里のは意味が無いんじゃなくてそもそもジョークじゃないのだと言わずにはいられない!!(馬鹿

いや、それはともかく。
最後まで読んでみたら、結局つまり、この作品自体が意味の無いジョークなんだなぁと妙な納得をしてしまったり。
作者さんの意図と合致しているかどうかは分かりませんけど、
なんとなくそんな風に思ってしまって、ちょっと面白かったです。

ヒナゲシさん (7点)
栞を見守る二人の保護者ってかんじですね〜

Foolisさん (5点)
雰囲気はすんごい好きですね。
ですが、途中で無理やり切られた感があります。
それが残念でした。

Natsuさん (5点)
妙なテンポの文章ながら無理をしている感はなく、書き慣れてる方かと思います。
個性的と言いたいところですが、こんぺにおいては何度も見てきた気がします。

PFRさん (6点)
 下手というわけではないですが、香里のキャラクターが栞シナリオ後とは思えないきつさで、なんとなく読んでいて精神的につらかったというのがまずあります。ただ言葉使いには巧み以上の何か独特なものがあって、それが、物語の一部として楽しめるかは別として、読んでいて面白いです。また、キャラクターの不整合は上記のとおり感じたのですが、それでも香里の心象をよく描けていることに代わりはないかなと思いました。全体的には、結構好きです。

広咲瞑さん (8点)
 余りにも特殊な、それでいて洗練された文体がツボりました。
 作中の言葉を借りればサイケデリックということでしょうか。よく判りませんが。

衿元馬桜さん (7点)
 香里のぶち当たったであろう透明の壁が何なのかが分からずに、もう一度読み直してしまった。うむむ、これも作者さんの計算か。やるなぁ。
 明示的に書かないことで雰囲気を出すのは結構難しい技法だと思うのです。この作品の場合、香里が抱えている思いが理解されなかったら、テンポのいい会話が売りの、単なる誕生日のお誘いのお話になってしまう。作者さんはその辺上手く理解して、直接書かないことを貫いてる。ああ、上手いなぁ、と。
 割と普通な感じの点数付けようと思ってたんですが、感想書いてる内に高得点のカテゴリーの点数付けてもいいような気になってきたので、7点。

LM_STACKさん (5点)
冒頭を読んで、あゆが絡んで来るかと思ったら全然違いましたね。
ちなみに、最初のお弁当のパートは、エンディングの
「ジョークって、意味がない方が面白いよね」
につながる伏線だったのでしょうか?

UX96さん (4点)
うーん、少女は生きていたんですね。
バランスというか、構成に若干難があるような気がします。
そこで終わりなの?と、思ったり。
涙の色と三歩の壁という象徴的な表現は、意味がよく分かりませんでした。

Manuke++さん (8点)
香里と祐一の、即意答妙なやり取りが楽しいですね。
スマートな印象の香里の言動と、複雑な内面の対比も面白いです。

つうじいさん (3点)
素敵な文章を書く人だと思いました、表現の仕方がキレイ。
ただこのSSには不要な描写が多すぎて、勢いが止まってるかと思います。
地の文を削って、もっと話を展開させたほうがよかったかと。
序盤から読者を期待させるだけの技術はお持ちのようですし、もったいない。
一人称がどうとかではなく、香里のキャラにも少々違和感がありました。
最後の掛け合いは雰囲気出ててよかったです。

VALさん (6点)
 嫌いじゃないんですが……透明云々については「とりあえずテーマを」くらいにしか感じられませんでした。
 何気ない会話を読む話、くらいのつもりで受け取ってもいいでしょうか。タイトル全否定。

ぺーたさん (8点)
出だしで最初はダークなのかなと思いましたが、むしろ逆の方向性の話でしたね。
もっともキャラの掘り下げ方という意味ではダークに近くはあるんですが。
ギャグでは無いけど、小気味良いボケが所々に配置されていてシリアス系統の話なのにとてもテンポ良く読めました。
個人的には本作の香里とは別に、もう少し、栞や祐一みたいな方向にまで成長した香里を見てみたいとは思いました。
もっとも、こういった香里だからこそこの少ない容量の話が映えるんですけど。
まぁ、続きがあっても蛇足にしかならないでしょうし、祐一なみの前向きさと能天気さを持つ香里というのも違和感があるのでコレで良かったんだとおもいます。

竹仙人さん (9点)
 ときめきました。この香里になら今すぐにでも尻を差し出す用意があります。
 今年一番のときめきをありがとう!



有効票28 
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