Actually
作者:匿名投稿さん 第 4 位(56.22 pts)
愚地克己さん (8点)
今回のこんぺの中では頭一つ抜けた作品でした。
>「あたし、栞が亡くなったのを、別に悲しくは思っていないのよ」
敬語の使い方が間違っています。もったいない。
りょとさん (5点)
途中の太字はなんかかっこ悪く見えました。雰囲気はよく出てて面白いと思います。
けど、なんかよくわからなかったです。楡の比喩は何かしらいみがあるんだろうと調べてみたけど見つからなかったと言う。
かきさん (7点)
文章がとても上手です。ところどころドキっとするぐらい鋭い表現があってそれがまた素敵。
「栞の死」っていうのは、普通、かなりの悲劇として扱われるものだと思います。「栞の死」に前後して、それこそ文字通り劇的な何かがある。
今作ではその「栞の死」を、(少なくとも栞や香里の中では)悲劇として書いていない。それが何とも新鮮でした。
あるいはそれこそが香里のいうように「ちがってしまった」ということなのかもしれません。
ただ、どうやって香里がその心境にまで至ったのかがいまいち理解できませんでした。相当に激しい感情を持っていたはずなので。
シオリといい、楡の枝といい、非常に雰囲気作りに優れた話であったと思います。
でも、間違いなく、僕は作者さんの置いていったものを拾いきれてないんだろうなぁ。もっと時間が経てば拾えるようになるのかなぁなんて思いながら。
広咲さんっぽいような違うような。
雨音さん (6点)
救いがあるような無いような。
ダークのようなそうでないような。
なんだか掴み辛い作品でした。
まぁ、それが生と死を含めた現実なのかもしれませんが。
ってか、ダークなフリと希望がありそうなオチをこのサイズに詰め込んでるもんだから、
焦点がブレちゃったような気がしないでもないです(汗
ヒナゲシさん (8点)
結局似たもの姉妹なのかもしれませんね。
前を向いている香里が素敵です。
Foolisさん (7点)
栞が死んだあたりの1シーンとしてこういう感じなんだろうなぁ、とふと思いました。
名雪と香里のやりとりをうまくかけている、と思いました。
よかったです。
Natsuさん (5点)
文章上手です。締めくくりの一文は思わず感嘆しました。でも怖いです。
死にかけの猫に自分の名前をつけるセンスはちょっとついていけませんでした。カタカナなのが恐怖に拍車をかけます。
全体的にはシリアスなんでしょうけど、ホラーテイストな感じがして私には合いませんでした。
PFRさん (5点)
文体はとても好きですが、全体としては、面白みに欠けるシーンを三つ見せられた、という以上のものではありませんでした。文章のみで魅せることは不可能ではないですが、やはり文章を汲み上げる源泉としての魅力的な物語は欲しいと思います。
衿元馬桜さん (9点)
終わる猫を見てシンパシーを感じる栞。終わる栞と向き合い楡の木と命を知った香里。後に残されたのは終わるはずだった年老いた猫のみ。うーん、こいつはやられたぜー(引き笑い)
原作を上手く使ってるなぁとも思った。原作のシーンは極力排除して、書きたい所だけ抜粋した形でもそこまで違和感が残らない作り。すごい上手いです。
文句をつけるとしたらタイトルかなぁ 楡の木とか猫とかを上手く絡めて欲しかった。英語のタイトルってよっぽど上手く使ってないと、単なる逃げにも見えてしまうので(少なくとも僕の場合は)。まぁ僕が作者さんの考えを拾いきれていないだけかもしれませんけどね(笑)
LM_STACKさん (4点)
詩のような文章ですが、
作者さんが、かなり陶酔しているような印象も受けます。
Manuke++さん (7点)
なんと言いますか、胸が痛くなるお話でした。
このお話の栞と香里は悲しみや恐れを乗り越えたのかもしれませんけど、それを悲しく感じてしまいます。
つうじいさん (5点)
香里の思考が暗い方向に決定付けられた理由があまりよくわかりませんでした。
栞の死の受け入れ方も寂しすぎです。
ストーリーは相当苦手なのですが……
地の文の演出の上手さに敬意を示して加点。
雰囲気の作り方がうまいSSだなと思いました。
ぺーたさん (7点)
自分で付けておいてなんですが高いかもとおもいます。
3点をつけようかとも思ったんですが、それは低すぎるとおもいました。
じゃあ、間を取れよと言われそうですがそれはそれで違う感じがしたので……
というか自分の中では作品としての出来は7点。
好みかどうかで言うと3点って感じなんです。
不思議と引き込まれる作品ではあるんですが、kanonをやった人間だからこそそれほど好きにはなれないと言う感じで……
まぁ、そんなこんなで客観視した方の点数を今回は採用しました。
竹仙人さん (7点)
作品も香里もずいぶんと老成してますね。
パッケージを隠してタイトルだけで借りてみたAVが熟女モノだったような感覚を発見できました。
有効票 | 27 | |
1 点 | 0 | (0%) |
2 点 | 1 | (3.70%) |
3 点 | 0 | (0%) |
4 点 | 1 | (3.70%) |
5 点 | 6 | (22.22%) |
6 点 | 6 | (22.22%) |
7 点 | 6 | (22.22%) |
8 点 | 4 | (14.81%) |
9 点 | 3 | (11.11%) |
10 点 | 0 | (0%) |
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