諸人こぞりて

作者:コンタミンさん   第 7 位(54.01 pts)

愚地克己さん (7点)
舞シナリオで名雪が3人と一緒に暮らすという展開は斬新でした。
欲を言えば、もっと尺の欲しい物語でした。

りょとさん (5点)
 途中までは凄くよかったです。いや、後半も何気に好きなんですけどね。ただ、好きなジャンルが違うと言うかなんというか。
 統一感がなかった、と言った方がいいんでしょうか。エピローグ的な後半はもう少し削ってぼやかした方がよかったんじゃないでしょうか。しっかり書いてくれてるのはありがたく、また展開的に僕の中のもう一人の僕が大喜びなんですが、安っぽさは否めません。

かきさん (8点)
 あったかいお話でした。舞のあったかさが心に染みこみます。
 全体的にちょっと走り気味かなぁと思わないでもないんです。名雪が納得するのもちょっと強引だったような気がします。
 でも、そういうとこを全部ぶっとばして、この話が大好きです。
 季節外れの蛍がいい。こういう奇跡の使い方ってすごく好きです。
 「何かよく分からないけど助かりました」みたいな奇跡じゃなくて。目に見える、それでもって間接的な。
 ラスト一歩手前、名雪と舞の対話がとてつもなく好みです。舞の「……駄目かも」が可愛過ぎるぜ。
 でもそこが好きだった分、最後が蛇足に思えてしまったというか。
 雰囲気は悪くないんです。ラスト二文も素敵です。でも、舞と名雪の余韻を残すためにも、もっと短くして欲しかったなぁとか思ってみたりして。

繆也さん (8点)
素敵な話ですね。
冬の物語に蛍を出してくるとは思いもよりませんでした。
私的にはすごく気に入った作品です。

じゅうさん (8点)
Kanonの持つ幻想性は、ともすれば話のリアリティを損なうのですが、
この作品では、その部分が上手く活かされていたと思います。

雨音さん (5点)
う〜ん、良い話のようにも感じつつ、オチがなぁ〜と首を傾げてしまいました。
……ハーレムルート???(ぉ
名雪と舞たちとの関係が無い(説明されてない)状態で、こういう展開ってどうなのでしょう?
いくらなんでも無茶が過ぎるような気がします。

あと、沢山の蛍が一斉に輝き出すシーン。
なぁんで、もっとしっかり描いてくれなかったかなぁ、と。
最大の見せ場でしょうに……(涙

ヒナゲシさん (9点)
冬に蛍、非現実的で幻想的です。
舞も名雪もすっきりとしていて、きれいに仕上がってると思います。

Foolisさん (7点)
アイディアが面白いと思いました。
これは斬新かと。
ただ、ちょっと気持ちの部分をもう少し書き込んでほしかったかなぁ、と思います。
それがちょっと残念だったかなぁ、と。

Natsuさん (4点)
演出自体は悪くないですが、一緒に暮らす動機が弱いです。
この後の祐一たちの暮らしは想像したくないですね。

PFRさん (3点)
 秋子さんの葬式の帰り道であることがわかる辺りまでの導入部分は、手放しで称賛してもいい出来です。しかしそれ以降の名雪の心情変化は性急にすぎますし、名雪って「わたし、祐一のことが好きです」なんて堂々と言うようなキャラだっけという疑問は名雪観の違いということで棚上げすると仮にしても、「きっとわたし一人じゃ、何もできなかった」と名雪自ら述べる葬式の直後に色恋沙汰に持っていくのは、かなり不自然に思います。というかそもそも、同居するという結論自体、どうかなあと思わざるをえない感じです。その辺りの説明や描写をしっかりと積み上げることが出来ていればいいのですが、この容量ではそれも不可能。結果、納得しかねる箇所が山積みになってしまっていると言わざるをえません。

広咲瞑さん (8点)
 一読して、蛍の光の演出に心を撃ち抜かれました。
 秋子さんが事故に遭ったっていうのに平気で家出てく祐一の心情がやや理解しかねますが、細かいことは気にせずに読むことにしました。とかく描写の美しさに浸りながら読むべき物語だと思います。
 舞と名雪が気持ち百合ってるのがドキドキします。女の子同士が手をつなぐのって……いいですよね。
 ごめんなさい。

 それにしても、本作と06の出だしが微妙に被ってるのが何ともふにゅふにゅって感じです。。。
 テーマで縛られているわけでもない以上、いかにネタ被りを回避するかっていうことは、こういう場では大事なんかもしれないですね。

衿元馬桜さん (6点)
 雰囲気は嫌いじゃないです。特に冒頭の雰囲気が。
 正直な事を言うと、名雪の決意を曲げさせることに説得力を持たせようと思うなら10Kは短すぎると思います。もっと尺がある中でじっくり腰を据えてやると輝くテーマでした。
 正直「3人で暮らす」と言われた時に、祐一の両親かなぁと思っただけに舞と佐祐理が出てきた時は「そっちかよ!」と突っ込んでしまいました。

LM_STACKさん (8点)
舞シナリオに名雪シナリオのエピソードを絡めたですが、
よくまとまっていますし、悪くないお話ですね。

UX96さん (4点)
その光景は綺麗だと思います。
が、個人的に死人の上へメルヘンを描くのは苦手です。恋愛と絡めるのも。

Manuke++さん (7点)
地面の下で輝きを放っていたのは、天使の人形だったのでしょうか?
舞ルートに名雪を絡めるお話は、なかなか面白い組み合わせでした。

つうじいさん (4点)
正直この展開がありえないとおもってしまいました。
秋子さんが危険な状態のまま、名雪を放置して出て行く祐一は想像できないです。
今の祐一には名雪を迎えにくる資格がないです。

VALさん (6点)
 西表蛍は冬に成虫になるそうです。ゲンジやヘイケについては例が見つかりませんでしたが。

 えーと、真面目に。
 この手の奇跡は嫌いじゃないですし、綺麗なお話だとも思うんです。
 でも、そんなうまくいくかなぁと思ってしまう感じ。
 そもそも、ここで「一緒に暮らさないか?」が成立するかどうかが気になります。寂しいとか悲しいとか、そういうことではないような気がするんですよそこは。
 二人と名雪の接点は、このお話の時までにどれくらいあったんだろうなあ、と。それがたくさん感じられたら良かったかと。

ぺーたさん (8点)
ストーリーだけ追えば9点。
でも評価は8点にしました。
9点にしなかった理由であり個人的な意見を言います。
本来なら死ぬはずのない秋子さんが、この話を書くために殺されているのが私には最悪に近い印象です。
だからその部分を読んだ時3点はそのことで引こうと思ったんですが、話としてはなかなか素晴らしかったのでまけにまけて1点だけ引かせて頂きました。
というわけで話自体には文句はありません。
今回の小ネタコンペでも五指に入る作品と言って良いでしょう

まぁ、もっとも話が短い分どうしてもちょっと安っぽく感じはするんですけどね。
案外小ネタじゃない方でもうちょっと掘り下げていればさらに評価上がるかもしれません

竹仙人さん (4点)
 ラストシーンだけ見せられたみたいなもどかしさが残りました。



有効票28 
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3 点1(3.57%)
4 点6(21.43%)
5 点5(17.86%)
6 点6(21.43%)
7 点3(10.71%)
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