この箱庭に雪は降り積む

作者:匿名投稿さん   第 10 位(53.06 pts)

愚地克己さん (7点)
物語としてはやや面白みに欠けますが、文章が良かった。

りょとさん (6点)
 文章は上手です。読みにくいように見えて、センスがあって、リズムもいいです。大切な人を失った後の、祐一と香里の虚無感というか、堕落と言うか、自暴自棄になってるというか。そういうのがうまく描写されてました。
 個人的に思うことは、徹底し切れてないところ。なんかやけに優しいんですよね。世界が。クリスマスだから、という形かもしれないと書いてて思いましたけれど、なんか中途半端さが否めない。そんな印象でした。

 あと、最後の締めのサイレントナイト、ホーリーナイト。メリークリスマス。の部分に違和感。寧ろ突き落としていいところだったと思うのですけど。あまりに優しすぎる。生温さじゃなく、暖かい。そこはもう少し何か違う言葉を選んで欲しかったかも、と思います。

かきさん (6点)
 ストーリーの存在しない、キャラの心理描写だけのお話。
 中身があるような無いような、相変わらず掴みどころの無い話を書かれますね。
 文章はとても上手で、くどいぐらいの描写がこの作品を特徴付けていると思います。
 こういう話は、まず読み手が主人公になれたかどうか、入ることができたかどうかが問題になってくるのでしょうが(その結果共感するにせよ反発するにせよ)、その点でいけば僕はするするっと祐一君になれたのでした。
 バトルこんぺの「やぎょう〜」ではそれが最後まで出来なかったのですが、今回は割と簡単に出来てしまいました。二次だからってのも多少ありそうです。
 波の弱い海の中、「今日は奇蹟の降る日だ。」辺りからぐぐっと波が立って、「そう思ってもいいじゃないか。」で収束した感じが。そこらが僕の中の山場でした。そのままぐぐぐっと来るかとも思ったんですが、やっぱり収まりましたね(笑)
 今挙げた部分といい、最後に涙を流させたことといい、「やぎょう〜」よりも多少波の立った話となっていたと思います。やっぱり僕は波がある方が好きみたいです。
 作者さんは、blikcatさんかな。というかそのつもりで感想書いたので、違ってたらものっそい恥ずかしいです(笑)

雨音さん (3点)
……鬱々とした一人称が延々と綴られているだけですか(涙
何をどうしたいのかさっぱりで、楽しめませんでした。

ヒナゲシさん (8点)
祐一の心情がしみじみとかかれていて、こういう話は好きです。

Foolisさん (6点)
クリスマスの1シーンをなかなかうまく書いているのではないかと思います。
ただやはり書き込みが足りないかな、と。
まぁ短編でこれを求めるのは酷ですが、もうちょっと絞ってほしかったかな、と思います。

Natsuさん (3点)
文章が詰まりすぎでごちゃごちゃしてて読みにくいです。

PFRさん (6点)
 描写だけしても、だからどうしたってことにしか普通はなりません。が、今回の場合、オーソドックスでありながら時折変則的にリズムを崩してくる文章と、細部に対する並大抵ではない洞察力や執着心とが、独特な魅力を生み出していることもまた否定できません。この方向性をもっと徹底すれば、それはそれで名作になりえたかもしれないなどと思います。
 とりあえず決定的に足りないと思えるのは滑らかさ。一人称の内省であるにもかかわらず場面が奇妙にぶつ切りになっていて、それが意図的なものであり何らかの効果を生み出しているのならいいのでしょうが、普通に失敗しているだけのように感じられます。

衿元馬桜さん (7点)
 雪が降るのを見ていると、自分の方が空に上がっている――というくだりが凄く気に入ったので1点プラス。表現が豊かで、かなり感情移入出来た気がする。うん、これは面白かったです。好きです。

LM_STACKさん (8点)
本文のディテール描写の細かさが冗長さではなく、
祐一の心情描写になっているのが良いと思います。
最後の方で祐一が引きずっていた感情を、
つぶれたケーキの箱を見つけたことで、
ある種のけじめをつける描写も巧いと思いました。

UX96さん (8点)
荒削りなんだけど、そこがまた良い。
ちょっと唐突だったり、顔がにやけるけど、それが良い。
作者さんの考え方に共感できました。
感情の変化が、とても興味深い。

Manuke++さん (10点)
切ないけど、良いお話でした。
変なコメントになっちゃいますが、祐一君が涙を流してくれたことを嬉しく思いました。
丁寧な情景描写も好印象です。

復路鵜さん (7点)
祐一の心情やクリスマスの情景が非常によく描写されていると思いました。
文章力あるなあ、としみじみ。

つうじいさん (8点)
救いのない話は嫌いなんですが、素直に演出の上手さに感心しました。
栞亡き後、からっぽに生きる祐一の一年を想像させられました。
飴玉をくれる女の子はいい役割ですね。
喜びのおすそ分け。
この不幸な祐一には重い。いい感じでした。

ぺーたさん (6点)
状況描写ばっかりの話でしたが不思議と印象深い気がします。
うーんでも、評価が難しいなぁ……色んな意味で。
もっとも好きか嫌いかと問われれば好きと即答はできるんですけどね。
まぁ、ごたごたとした事は他の人がいってくれると思うので自分の中に残る余韻と共に無粋な言葉はしまっておきます。

竹仙人さん (6点)
 この祐一を取り囲んですげーイイ顔でクラッカー鳴らしながら最後の一行を復唱させてみたいです。
 きっと面白いぞ。



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