星々の旋律

久瀬と舞とのやり取りがいい感じでした。
祐一のときとは違った感じでほんとによかったです。
また、ビックバンをつかってああいう説明をするのは面白いなぁと思いました。

　なるほど、そう纏めますか。
　見事な（祐一のいない）舞シナリオ補完でした。
　最後はわざわざKanonの『雪、雪が降っていた――』に合わせなくても良かったのでは？

最強優秀久瀬もの……。
こういう趣味に特化した作品はちょっと……。

と、言いたいところですけど、お祭りですしね♪
なので、その辺りのことはスルーしましょう。

とりあえず、よく書けていたとは思います。
まぁ、この長さで書けてなかったら、ちょっと問題ですけど（汗
しかし、これって……単に祐一を居なくしただけのお話ですよねぇ。
もちろん、多少の違いはあるわけですが。
それにしたって、踏んでいる手順は同じような気がします。
なので目新しさはなく、「次はこうなるだろう」というそのままの展開で進み、退屈感がありました。
それプラス、途中に適度な「引き」がないので、
およそ１００ｋｂの作品を読むのは想像以上に苦痛でした。
いや、ホントに。普段から小説とか読んでて、それに比べれば短いんですけどね。
なのに、思っていた以上に中ダレしました。
完全に趣味が一致すればそんな事はなかったのかもしれませんが、
そうでない人に読ませるには、やはり何かしらの引きが必要なのだと思います。
このあたり、長編の難しさなのでしょうね。

うーん、これだけの量を書いた事は純粋に評価出来ます。
でも、今回さまふぇすでだしちゃったのはちょっと勿体ないかなぁ…と
kanonコンペ長編とかの方がふさわしかった気がします。
まぁ、でも結構楽しめました夏っぽさがあんまり感じられなかったので点数は低くなっちゃてますけど

超人然としてない、嫌キャラでもない久瀬は初めてで、新鮮な気持ちで読ませて頂きました。

星の光と過去の記憶を結びつけたのは見事と思うが、途中に入る星の解説が異様に鬱陶しい。
解説文もなんとなく科学雑誌から丸写しにしたみたいに見える。
それに、夏にいるはずのない祐一の描写が余計に思える。もしいるのなら冬なので、お題の夏とはなんの関係もないということになります。
ただ長いだけに見えるのも難点。もう少し無駄の整理をして読みやすくしたほうが良いと思う。
特に美汐とか斉藤とかストーリーに関係ないキャラの描写が無駄に見えた。
その結果として原作舞シナリオの良さが台無しになっている。

き、気合はいりすぎです…………。
いえ、面白かったんですが……なげえっす……。
出なきゃ良かった、とマジで後悔させられる作品でした。

換骨奪胎とでもいいましょうか、夏に舞踏会をやるという設定や、舞と魔物との戦いに大人数が加わるというあたりが、作者さん独自のアイディアを取り入れた力作であることを感じさせます。

ただ、Kanonの登場人物名を使った一次創作という感じがするのと、季節感が感じ難かったことが残念なところです。

長いお話お疲れさまでした。100Kはもう長編ですよね。
祐一が絡まない舞ルート。非常に面白かったです。
飽きることなく最後まで読むことが出来ました。

ただ、久瀬君が読んでる本の話が難しいのと長いのが問題かなと。
もう少し短くて、簡単だったら、10点つけてました。

　少し難しいSSですね。それに、長い。読者を選んでしまうかな？
　でも、文章能力等は十分にあるので、めげたりとかしないでください。
　特にあげると、やはり最後のシーン、とてもロマンチックでいいと思います。では。

これは凄い。
こんなに長いのに無駄が一切ないとは。
予想を遥かに上回る出来でした。

まずキャラが良い意味で原作に縛られていないと思いました。
原作で出番の少ない久瀬が妙にらしいです。
久瀬と舞がここまで似合うと思ったのは初めてです。それだけでこの話は成功だと思います。
祐一の登場シーンも印象的ですね。
あのシーンを見て、祐一はこの話に関わらないと確信しました。
あれは原作との分岐点ですね。たったあれだけの出番であれほど存在感を出すのは素晴らしい。

過去に接点のない久瀬がなぜ魔物の正体に気づいたのか疑問に思いましたが、麦畑のシーンですべて納得した気がします。
途中に入る宇宙の挿話は難解すぎて読み辛かったのですが、それもラストのあたりでようやくわかりました。
過去の出来事を遥か昔の星の光になぞらえる発想に脱帽です。
こういう不自然な展開を補完しきったのは凄いと思います。

こうして見るといいところばかり目につきますね。
文句なしに名作です。
１０点じゃないのは気にしないでいただけると嬉しいです。

うーん、いまひとつ。