真夏の夜の夢

ああ、栞が成仏してきれいにまとまって…ないってどういうことやねんっ（超ほめてます）
シリアスできていて最後でそうしめるとは…まさしくやられたという感じです。
面白かったです。

　会話のやりとりが良かったです。オチも良く纏まっていて好感。
　題名でミスリードを誘うなど細かいネタを入れていたのに、誤字がやや目立ったのが勿体なかったかな。
　いかにも直前急いで書きましたって感じがする（笑）。

うーん、予想以上に面白かったです。
美坂家の墓が出て、栞が登場した時点で、
「あ〜、またまた栞幽霊物か〜」と微苦笑していたのですが、
そこからの展開は予想外でした。
というか、この手のネタでここまでディープな話題に触れず、
ほのぼのとした雰囲気を残す作品って、他にないような気がします。
ラストも良かったですし、とても楽しめました♪

ただ……地の文のおざなりさはちょっと……（汗
いくらなんでも、もうちょっと書きましょうよ。
ＤＮＭＬなら、こんな感じで良いんでしょうが、ＳＳとしては微妙でした。

話の展開が巧いです。
栞と祐一のあゆいじりが楽しかったです。

個人的意見で申し訳ないのですが
死とか霊とかを軽々しく扱う話は、ギャグ作品だけしか許せないんです。

余談ですが……
祐一とあゆのキスシーンには笑ってしまいました。
なぜ、あの場面だけあんなに描写が丁寧なんですか？

取りあえず５点満点。
冒頭の名雪に存在理由が感じられず、単に貶したいだけにしか見えないのが減点。
まあ、作者的な意図は違うんでしょうけど、あゆの魅力を書くのに名雪を貶さないといけないのはちょっと。
どうせなら冒頭の部分は削って、あゆと栞のやり取りに内容を集中させたほうが良いと思う。
おそらくは水瀬家のほのぼのとしたところを書きたかったのかもしれませんが、ストーリーの流れからすると余計に見えてしまいました。

いい話ですね〜♪
栞と祐一にいじられるあゆの場面は笑わせてもらいましたｗ

導入部が冗長な感じもしますが、墓地で栞に出会ってからのテンポは非常によく、落とし所も、あゆシナリオをうまく変形させた感じで好印象が持てました。
換骨奪胎の成功例と言っても良いと思います。

　冒頭、素麺のシーンに笑ってしまいました。夏というテーマで書かれたシーンとして、今回トップの「ほのぼの」場面。私の中で。抹茶は良くても、さくらんぼは駄目という妙なこだわりが素敵だ。
　「うはうはの虫かご」って良い表現だなぁ、と。全体的に会話が軽快で面白い。だからといってはなんですが、ストーリーに「もっと」を期待してしまう訳で。もう少し絡ませる話の線と、落差のあるオチの強さとか。
　緑は抹茶で、ピンクは桜だと思ってました。

タイトルにふさわしいお話でした。
少し誤字が目につきました。

>用意しておくバキだったか……
>治りの遅い風だな
>信じざるおえないんだが。

あゆはやっぱりからかわれる運命なんだろうなぁ。なんて変なこと思ってみたり。
　そして改めて、栞に翻弄されまくっている香里（及び家族）がいるのだなぁ、と認識、同情。
　明るいもんなぁ、栞。病気直ったあとなんて、頭痛いんだろうなぁ、と（笑

面白かったです。
あゆが可愛すぎる。
読みながら変な笑いが止まりませんでした。
栞が生きていたという展開は賛否両論ありそうですが、私はよかったと思います。
考えてみれば栞シナリオ以外だと、栞が死んだかどうかはまったくわからないわけだし、生きている可能性もあると思います。
ひょっとしたら他のヒロインたちも案外幸せにやってるのかもしれないとも思いました。

９点にしようか迷いましたが、誤字の分だけ減点します。

ちょっと泣きそうになるぐらいいいお話でした。もしかしたら最後は評価が割れるかもしれませんが、ハッピーエンドで私は良かったと思います。

怪作。
おばけだけに。

追伸。
脅かし役の一人でも用意しておくバキだったか……
そんな風に考えていた時期が　俺にもありました（ＡＡ略）