その手のひらに紡ぐもの

作者:雨音さん   第 18 位(50.72 pts)

Foolisさん (8点)
ちょっとした叙述トリックでしょうか。
たしかに天野というのは、世の中には五万といるわけですしw
ちょっと無理やりな感はありますが、感情移入しやすいですし、
この試みは成功したと思います。

舞と天野のやりとりがよかったです。
温もりについて、二人が語り合うシーンが特に印象的でした。
最後がちょっとしりきれとんぼな感があるのが残念ですね。

Mynonaさん (5点)
 学食のすれ違いシーンが素的だなあ。舞が大変にお上手。女教師のかっこう似合いそうだなあ。

電光刑事バンさん (4点)
人物の表記が曖昧で、具体的な状況がわからない。
この場合の舞が川澄舞だとしても、天野が誰なのかがさっぱり。
結局この作品を通じて作者がKanonというゲームのどういう部分を語りたいのかがまったく伝わってこない。
まあ、全体的は雰囲気は好きなので、そのぶん可点。

匿名希望(24、リーマン)さん (4点)
地の文が説明的過ぎるきらいがあって、どうにも物語に入っていけませんでした。
面白いか否かと問われれば、つまらなかったと答えてしまいます。
舞と佐祐理に関して、最後をこちらで締めるのだとしたら、描写不足だと思います。
でも、最後の場面は非常にいいですね。別れの場面をものすごく抽象的に書いてて。
どういう状況で会話と動作が行われているのかが一切描かれていなくて、それが逆に空間的でいい。

あと、全然関係ないですけど、舞は先生に向いていないんじゃないかなあ。(笑)
どうして舞が教師になったのかが気になって気になって、もう。

Manukeさん (10点)
何故か『天野』が名字だったので、何かあるかなと思っていたら……こういうトリック
でしたか。意表をつかれました。(教師は某智代嬢かと思ってました(笑))
いや、これは良かったです。
祐一と関わらない舞って、悲劇的に描かれることが多いように感じます。が、これは佐
祐理さんとの関係も含めて、原作の舞の先にあることが納得でき、かつ良質なSSに仕上
がっていますね〜。
可愛いからという理由でニュービートルを選ぶ、教師になった舞。可愛いです(^^;)

まてつやさん (7点)
 とてもいい話だと思います。
 この話で語られた「優しさ」だけでなく、順送りといいましょうか。
 伝わっていくものって大事だと思います。
 こんなに深くはないですけど、天野さんで似たような話を考えたことはあります。でも、表現が難しそうで出来ませんでした。
 このお話は、その難しさを丁寧に書ききった感があったいいですね。
 タイトルも読み終わった後で思うに、なかなか良いと思いました。

竹仙人さん (3点)
 圧倒的に会話文よりも地の文の比率が多いのに、そちらが状況の説明と事実の羅列に終始しているため、暗号を解いているか、翻訳でもしている気分になりました。理解を強いられ、読むのがしんどかったです。


LM_STACK_さん (2点)
歳の差が…
まあ、ぶっ飛びシナリオの登場人物だから良いのかもしれないですが。
やっぱり、歳の差が…

Nekozukuさん (7点)
人物設定(年代)を理解するのに時間がかかりました。
雰囲気は良いと思うのですが、少々違和感。
また、教師になった背景や成長について説明が欲しいところで。

Natsuさん (1点)
今回こんぺでワーストです。
内容がつまらない作品はいくつかありますが、読むのが苦痛な作品はそれ以下です。
読みやすい文章を心がけてください。できないわけではないでしょう。

つうじいさん (5点)
細かいことを考えないなら9点以上つけたい……
しかしカノンコンペなので、年齢のことを考慮してここは心を鬼にして減点します。
祐一が去っていたなら、こんな舞はいないとも思いますし。

2%さん (8点)
このおはなしが他の方々にどう読まれるのか気になるところですが、こういう設定の曖昧な飛躍は二次創作の醍醐味なのかもしれないな、と思います。冒頭、そっけなくバラバラに始まった「舞」と「天野」の軸が陰に陽に繋がっていくところとか、祐一と名雪と思しき人物が単なる通行人Aとしてすれ違っていくところとか。
むしろ気になったのは焼却炉前のシーンの不自然さのほう。舞台は嵐で、芝居がかった台詞を吐き出すには絶好のシチュエーションのはずなのに、ちょっと飲み込めなかった。たぶん「それ、猫抱えながら言う台詞じゃないだろ」とか、そういう些細な原因で。
――とはいえ、何はともあれ、読んでいてドキドキする作品でした。

あと、蛇足ですが、このおはなしの舞台は高校ですよね? 生徒会長が内申云々という記述をみると中学かな、とも思うんですが……

ボンクラーズ大阪担当さん (8点)
 好き。かなり好き。
 話し方やら外見の描写の細かさから教師が舞であることはすぐに察する事
ができたけど、読ませる魅力が確かにあった。
 これを本編の設定(というかキャラの年齢)を弄らずにやってくれていた
ら間違いなく10点出してました。
 どことなく中嶋ミカ(だっけかな?)の歌っぽい

Longhornさん (4点)
視点の女の子の名前を書くときにわざわざ苗字を使うのは、ミスリードを誘うには強引過ぎるかと。
天野さんに沿った視点の部分が長いわけですから、ここはもっと曖昧に「彼女」で行っても良かったのではないかと思います。

揺れない乳の錬金術師さん (2点)
 んー、無宗教なので説法とか説教とかそういうのは苦手なんです。
 こういう難しいの、よく分かりません。

琴吹 邑さん (5点)
この話はkanonじゃない方がいいのではないかと思いました。
せっかくのお話なのに。kanonとのずれが違和感に感じてしまい、素直に楽しむことが出来ませんでした。
お話自体は優しいお話でした。



有効票32 
1 点1(3.12%)
2 点3(9.38%)
3 点3(9.38%)
4 点4(12.50%)
5 点5(15.62%)
6 点5(15.62%)
7 点6(18.75%)
8 点4(12.50%)
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