春風駘蕩

作者:blikcatさん   第 2 位(55.03 pts)

Foolisさん (5点)
ちょっと哀しい現実の物語。
夢の中でしか、あゆと祐一は会えないんですよね…。
しかも、ちゃんとあゆと夢であえるとは限らなくて。

ちょっと優しく、それでいて切ない物語だと思いました。
#解釈まちがっていたらごめんなさい。
なかなかよかったですが、ちょっとわかりにくかったので1点減点しました(汗
あとこの脱字が残念。
>ふたりの子どもは再会を約して消えてしまう
約束して、ですよね?

電光刑事バンさん (4点)
書いてるほうは結構情感たっぷりに書いているんだと思う。
でも、読んでるほうとしてはなにがやりたいのかさっぱり
原作ネタとして考えると、ALLBAD後なのだろうかとも思えるが、あれもこれもと詰め込んであるみたいで、ややまとまりに欠けているようにも感じられる。
あと、タイトル読めない。難読漢字使うのはいいけど、難しい字にはルビを振ってくれ。

匿名希望(24、リーマン)さん (5点)
一人称が随分と淡々としていて、随分後になってから過去を振り返っているんだろうなと思ったんですけど、実際はどうなんだろう。
先輩二人と美坂姉妹と真琴美汐の登場のさせ方が意味深で、登場人物の中では名雪と祐一以外は死人なんだろうか、よくわかんないですけど、そう感じました。

ただ地の文があまり良くないといいますか、一読して意味を理解できないような文章がいくつかあって、ちょっと困った。
まあ私は基本的に馬鹿なんで、あんまりあれなんですけど。(笑)

Manukeさん (9点)
切ないお話でした。
後悔を胸に、この祐一君は生きていくんですね。
祐一君の元に、いつか春は訪れるんでしょうか。

竹仙人さん (10点)
 虚しい。虚しすぎる。
 断片的な文章のセンスが良すぎます。日本語の使い方がものすごい好みです。
 これほど虚しくなるSSを読んだのは久しぶりだ……

 なんで同じ日本語を操ってるのにここまで雰囲気出せますか。ちくしょー!

LM_STACK_さん (3点)
力作ですね。
青空エンドからここまで話を膨らませる力量はすごいと思います。
ただ、長すぎてポイントが定まらなかったという印象も受けます。

Revinさん (7点)
上手い。綺麗。

かきさん (9点)
あああああ。素晴らしい。
センスの違いを感じます。これから先、自分がどれだけ書き慣れて技術をつけていったとしても、これは書けないだろうなと。
全体を覆う、おだやかだけど寂しげな空気。正に駘蕩。読み始めて15秒で飲み込まれました。
特に終わり方が好きです。少し悪い言い方をするなら中途半端。だけどそれがこの作品にはすごく合う。
万人受けはしない話だろうと思います。でも上位行ってほしいなぁ。

歩人さん (6点)
終わっってしまった後にそのことに気付くのがとても悲しい。物悲しいお話でした。あと、雰囲気が良かった。

Nekozukuさん (7点)
良くできたSSだと思います。
それ以上に求めるのは、やっぱり駄目でしょうか。

Natsuさん (3点)
謎めいた展開やシリアスなシーンなど様々な場面がありますが、文章が常に一定のリズムで、あっさりしすぎているため、読んでて感情の変化が味わえません。
また、散りばめられた伏線が回収できていないように思いました。
読後に謎だけが残るけど別に知りたいとも思わない、そんな作品です。

雨音さん (7点)
なんとコメントしたら良いのやら。
とりあえず、基本的にかなり好みな内容だったと思います。
文章も上手いですし、とても読みやすかったです。

ただ……なんというか。
今ひとつ、引き込まれませんでした。
というのも、内容に反して、凄く冷たい印象が残ったからです。
例えば2ページ目の最後。
>結局、最後の最後で間違っていた。出来ない嘘だと知っていたのだ。だけど、他に答えはなかったような気がしている。
の部分なんか特に。
キャラである祐一が冷めているというか、作者さんが冷めているというか。
もうちょっと意地汚さとか傲慢さとか、人間らしさをだしても良かったのではないかと。

まぁ、この辺りはきっと好みの問題なのでしょうが、
そういう意味で、今ひとつ、好きになりきれない作品でした。

つうじいさん (7点)
雰囲気が出ていて、面白かったです。
文章も良くまとまっていて、上手さを感じました。
文句はどこにもつけれないんですが、高得点までいかなかったのは・・・
ゆっくりな展開のせいと、ヒロイン達が誰も幸福になってない事かなと。

最中さん (10点)
正直、新鮮味はあんまりないんです。
この作品で描かれていることは、気になる人は気になるし、そうでないひとはそうでもない類の問題で、俺はどっちかというと前者の人な訳ですが、そういう立ち位置からの意見を言わせて頂ければもうこういうのはあんまり見たくないんです。
なんでかと申しますと、かのんも発売してから随分経ちますし、二次創作も物凄い数が世に出ていて、もうこういうのは分かりきってしまっているからなんですね。
でも。それでもこの作品は素晴らしかった。前の文章と真逆のことを言いますが、こうまで描かれてしまうと好きですと言わざるを得ない。
特に2ページ目は秀逸。雪合戦辺りのシーンもいいんですけど、ラストの祐一が最後まで思考しているのが凄えと思いました。
これはなかなかできないよなあ、と。とにかく全体的に想像の着眼点が良かったです。
最後になりますが、この作者さんにはできるならこの先を目指して頂きたいなあと思いつつ、筆を置くことに致します。
無駄に長くなり、すみませんでした。この作品が上位になりますように。

2%さん (8点)
冒頭の印象から「きっとドロドロで救いのないストーリーだ」と勝手に決め付けながら読み進めたので、意外にも淡々とした展開に、安心したような物足りないような。タイトルがタイトルなので、淡々としているのは当然といえば当然なのですが。
トータルな印象としては「すべてのKanonプレーヤーの中にある《物語》になる以前のイメージを寄せ集めた」という感じでインパクトが弱めでしたが、ラストの名雪のシーンは地に足がついているようでいて物語中盤のふわふわした空気の残滓も感じさせる絶妙な雰囲気で、割と記憶に残りそうな予感があります。特に、
>ちらっと頬を覗かせて、いとこが「帰ろ」と呼んで来る。
のあたりが……

ボンクラーズ大阪担当さん (9点)
 上位行っていただきたい。
 ニ、三疑問が残りますが、あのエンドからここまで派生させることがで
きるとは。極めて個人的な理由によりこのエンドには思い入れがあるので
それだけでもかなり好評価。
 ラストも綺麗で、すげー好き。陳腐な奇跡のハッピーエンドで終ってた
らどうしようかと思いました。読めてよかった。

Longhornさん (10点)
暗色じゃなくて、やり直しじゃなくて、お涙頂戴じゃなくて、全員死亡じゃない青空エンドってコンペ初じゃないでしょうか。

さらりと名作。

揺れない乳の錬金術師さん (3点)
 なんか、ダウナーで雲を掴むような話で読んでて非常に疲れました。

琴吹 邑さん (5点)
文字通りだれにも届かなかったエンディングの後日談。
その終わりは全てはうたかたの夢の中で、ただ過去を思い出すだけで、
思い出したからと言って、何も変わらずに日々は過ぎていく。
寂しげな印象を受けました。



有効票34 
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2 点1(2.94%)
3 点3(8.82%)
4 点4(11.76%)
5 点4(11.76%)
6 点6(17.65%)
7 点5(14.71%)
8 点4(11.76%)
9 点4(11.76%)
10 点3(8.82%)


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