雨の音

作者:えりくらさん   第 16 位(51.05 pts)

Foolisさん (10点)
お見事。真名雪シナリオといってもいいくらいの出来でした。
最後のあゆと名雪とのやりとりがもう、たまらなく良かったです。
作品全体の雰囲気も非常によかったです。

ただ、文頭は一文字あけてほしかったなぁ…。
あと改行がちょっと変(汗

Mynonaさん (7点)
 世界の描き方が面白い。なるほど、と思います。心のどこかで大変にすっきりとするものがありました。落としどころの舵取りのおかげかな、という気がします。

電光刑事バンさん (5点)
あゆと名雪、二つのシナリオを同時進行というのかもしれないが、そのぶんどっちつかずのちぐはぐさを感じる。
それにこれって、秋子さんが事故にあってるのに祐一×あゆなのかな?
名雪が祐一の事を好きって言う前提で書いているのかも知れないが、どうして名雪は祐一の事が好きなのかという、一番肝心な部分が書かれていない。
また、名雪が七年前に祐一にふられているんだということもね。
そして、名雪は祐一の幸せを願ってるって事も忘れないほうがいいと思う。
ゲームの名雪がこういう性格だったら、ゲームそのものが成立しないという事を、もっとよく考えましょう。

全体的な雰囲気は良かったので、プラスマイナスゼロです。

じゅうさん (6点)
展開の構成は悪くないと思うのです。
でも、あゆが説明口調で謎の種明かしをするところと、
名雪が初対面のあゆに対し、怒鳴りつけるように説教を始めるところで
テンポのもたつきを感じました。
少しは二人に面識があった、という設定のほうがよりスムーズになったと思うのです。

匿名希望(24、リーマン)さん (4点)
名雪とあゆが出会ってからが、あまり良くなかったかな。
あゆシナリオを名雪が見直すというアイデアは面白いんですけどね。

一番の問題は、
>「夢」と「現実」の境界線。
>その境目は、今のわたしには見えなくなってしまっていた。
これが読者には完全にわかってしまっているところだと思うんですよ。
名雪の生活に夢が浸食してくるようにすれば、もっと良くなったと思います。

Manukeさん (7点)
うむむ……。
夢と現実の二重構造は確かに面白いのですが、祐一とあゆが見ている夢と、名雪ルート
に近いであろう現実が同時進行していたように読めてしまいました。
……二股?(^^;)
あと、栞の設定改変は不要だったように思うのです。栞ファンとしては(笑)

まてつやさん (3点)
>まるで麻薬を吸っているようだと思った。
 ぞくりとする文章だと思いました。ここは好きです。

 話し全体として結局どうなのかよくわかりませんでした。
 祐一はどこいったの……。

竹仙人さん (2点)
 長かった……

LM_STACK_さん (6点)
あゆの超能力で名雪に夢を見させるあたりは、
観点が面白いですね。

かきさん (6点)
失礼な物言いになってしまいますが、文章の回し方や、展開、セリフなど、随所にまだこなれていない感じを受けました。
ですが、話自体の面白さ、魅力でいうと、今回のこんぺの中でも上位にあるのではないかと。
作者様のこれからにちょっと注目したいです。
……偉そうなことほざいてごめんなさい^^;

歩人さん (5点)
名雪とあゆのやりとりをもう少し簡潔にまとめる方が良いでしょう。他は特に無し。

Natsuさん (3点)
Kanon本編は夢だった、という話でしょうか。
栞は生きていたんだし、他のヒロインも生きているんでしょうね。
でもこれは都合の悪いことを夢でごまかしてるに過ぎないと思います。

KATUOさん (4点)
うーん。全体的に分かりづらいという印象が残りました。難解というより説明不足のような。
書こうとする内容やアイデアはすごくいいと思うのですが、その背景やら何やらが説明しきれていないように感じられます。抽象的な言葉(「少し透明な青色」とか。なんのこっちゃ(笑))が多いのも、話をより分かりづらいものにしていると思います。

雨音さん (9点)
出だしが何とも絶望的で、これは辛い展開になるかなぁと思っていたら、
ラストがこれ以上ないくらい希望に満ちていて、とても良かったです。
あゆシナリオの祐一を名雪が夢に見るという構成も上手かったですし、
それぞれが抱えた罪に、真っ直ぐに向き合っていく名雪の姿も素敵でした。
>「わたしだってそう・・・わたしだって、出来ることなら祐一の記憶からこの町であった辛いこと全てなかったことにして幸せになってもらいたい・・・だけどっ!そんなことしたら、わたしは一体何のために祐一と出会ったの・・・?」
という台詞がすごく印象的です。
やや理不尽系ですが、その辺りも、さしたるマイナス要素にはならないでしょう。
とても素晴らしい作品でした♪

つうじいさん (8点)
面白いです。
名雪のキャラに違和感は感じましたが(特に人形を叩き落したあたりから)
こういう真実があってもいいかなと思わせるほどの説得力がありました。
残念なのはラストがやけにあっさりしてることでしょうか。

2%さん (8点)
夢と現の間で揺れる危ういストーリーの魅力もさることながら、名雪がとてもキュートでした。祐一のベッドにうずくまって涙を流す彼女のビジュアルインパクトと、天使の人形を叩き落とす彼女の意志の強さに心を揺さぶられてみたり。
文章のスタイルは少々読み難めではあったけれど、それを補ってあまりあるほど印象深い作品でした。

ボンクラーズ大阪担当さん (4点)
 展開が強引でやや速いかなぁ。イマイチこのSS内の時間の経過が理解で
きませんでした。わかりやすく本編との違いを描写してほしかったです。
 まあなんだかんだいって最大のマイナス要因は名雪の嫌いな面が前面に
押し出されてたからなんですが。

Longhornさん (5点)
僕は子供っぽいんで、平行世界ネタだとバックの「ONE」みたいに最後は何らかの結論に達する方が好みです。
このお話、尻切れではないんですけど、ちょっと曖昧な結末だなと思ってしまいました。
謎解きが聞きたいような、自分で読解したいような微妙な雰囲気。

揺れない乳の錬金術師さん (10点)
 こんなエンディングが見たいからSS読んでるんだろうな、って思わされます。
 原作を虚構にしてしまうという危険な綱渡りでしたが、それによって名雪の自立、あゆの救済(&栞)をミックスして上手くまとめた構成の美しさには嘆息が漏れるばかりでした。

 あ、でも、最低限原作レベルの文章作法守ってもらえる方が、読みやすくて嬉しいかもです。

琴吹 邑さん (10点)
あゆと名雪の対決シーンが良かったです。
ぐっと来ました。



有効票36 
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