風の盆

作者:コンタミンさん   第 1 位(56.70 pts)

Foolisさん (8点)
だーまーさーれーたー。
最果てのイマというゲームで同様のトリックを使われていたのを思い出しましたが、
見事でした。
コレって結構難しいですよねぇ。

雰囲気も良かったですし、トリックも見事でしたしよかったです♪

Mynonaさん (4点)
 この成長のしかたは苦手でした。ごめんなさい。時間と成熟とスレっぷりのバランスがいまひとつに感じてしまったのです。

電光刑事バンさん (4点)
まあ、タイトルからして誰か死んでるんだろうとは思ったが、名雪って言うのはある意味定番だな。
その意味では目新しさがない。
同様にして栞や秋子さんって言うのも、ある意味定番ではあるし。
名雪の台詞はあっても誰とも会話してなかったからオチは簡単に読めました。

じゅうさん (7点)
技巧賞。

えりくらさん (9点)
仕掛けに気づいてもう一度頭から読み直してみたけど、細かい所にも矛盾が無い。
いやぁ、やられました。脱帽。

totoさん (8点)
騙されたー……

という感覚がどうしても抜けません。冷静に考えるとこれ、ちょっとずるいよなぁ、とか思ってしまったり(笑)。
でも、涙ぐみかけてしまったのは事実なのでした。

りょとさん (9点)
 なんだろう。徐々にピースが当てはまっていくのが実に爽快でした。そして、読んでいる内に段々と少しずつ、でも確実に変わっていく空気が実にナイスです。
 結構満足ですけど、割と一直線だったのが気になりました。とはいっても、この作品に関してはその一直線っぷりがいいところなのかもしれません。ううむ。
 なにやら難しいんで、苦言は出さないでおこうと思います。個人的にはとても好きです。

匿名希望(24、リーマン)さん (9点)
いい話だ……。私には書けない。
この会話の噛み合わなさは何だと思ってたら、こういう仕掛けでしたか。
ミスリードを誘うように誘うように書かれているところがちょいと癪に障りますけど(笑)、美坂チームその後らしいというか、非常に優しげで柔らかい話でした。

違和感を感じた文章が一つ。
>名雪は祐一を――かつて夫だった男を――じっと見つめていた。
夫婦は二世の縁なんて言われたりもするし、ましてや名雪と祐一はお互いを思い合っているようですから、「夫だった」っていう表現はちょっとどうかなって思いました。

Manukeさん (8点)
完全に騙されました(^^;)
しかし、読み返してみて思うのですが、これは気付けませんよー(笑)

叙述トリックを除いた部分を純粋にSSとして評価すると、少しばかり原作との距離を感
じてしまいますね。
題材から考えて仕方のないことではあるのですが。

竹仙人さん (5点)
 チラチラと匂うものはあるんですが、謎を謎のまま残されて消化不良気味に読了。
 結局、誰による、どんな話だったんだろう。
 すべては娘の夢だった、に一票入れてみます。

LM_STACK_さん (3点)
ちょっとダーク気味ですね。
名雪死亡ですか。

かきさん (8点)
やられました。まさかそうだったとは。
読み返してみて、一度も北川と香里は名雪の言葉に答えていなかったことに気づきました。
うまいなぁ。それで不自然にならないような会話、流れにしたのは相当な技量だと思います。
名雪も切ないけど、それ以上に、夏美のセリフの一つ一つが胸にこたえました。

歩人さん (5点)
……交通事故には十分気をつけないとと思った。なるほど、オーソドックスに良いお話。物悲しさを感じました。

Nekozukuさん (7点)
前半、名雪の記述が微妙。
二人に姿が見えているのか、いないのかで、かなり雰囲気が変わると思います。
いないと思うのですが、どうでしょう?

Natsuさん (7点)
文章と構成がものすごく上手いです。技術面だけなら満点をつけたいぐらい。
特に上手いと思ったのは栞が生きている点です。
あとは名雪エンドなのになぜ生きてるか、それが説明できてればさらに良かったです。

ただ、せっかくの仕掛けがストーリー上、大した意味を持たないのが残念です。
何というか、仕掛けが作品の価値を上げているのではなく、作品そのものが仕掛けを鑑賞するためにあるように感じました。

KATUOさん (10点)
読み返して二度泣けてしまいました。
「これは名雪の分な」「わ、ありがとう、祐一」だなんて…。切ないよお…(涙)。
素敵な言葉をたくさんくれた夏美ちゃんも大好きです。
胸がいっぱいになる、優しいお話をありがとうございました。

雨音さん (8点)
いよいよ冬真っ盛りなこの時期に、クリスマスネタではなく、お盆ネタがなんで複数あるんだろう?
と、季節感というものについて深く考察してみたくなる今日この頃。

いや、別にそれはどうでもいいのですけど。
まさかまさか、名雪が死んでいたとは……。
これは見事に引っかかっちゃったなぁ。
こういうのが苦手な私としては、勉強になります。
やや酷い言い方をするとこの叙述トリックの為だけの作品でしたが、
それが見事に決まっているのなら、問題は無し。
全体も上手く纏まっていますし、とても素敵でした♪

つうじいさん (8点)
途中ちょっと違和感を感じて戸惑いましたが、そういう話でしたか、うまくまとめてますね。
設定と話の流れはすこし強引かと思いましたが、面白い。
夏美の登場から真相が明かされるあたりの演出はうまいなあ。


2%さん (10点)
普通の幽霊モノだと思っていて、二段階の仕掛けに気付きませんでした。やられた。名雪の声も姿も見えない、というシチュエーションだったとは……
――と、それを抜いても、とにかく綺麗なおはなしでした。惚れた。

ボンクラーズ大阪担当さん (6点)
 かなり完成度は高い。構成も文章力も申し分ない。ただ、点数の上限が
10なので差別化はかりたいのも事実なわけで。
 主要キャラが死んだのに味気ないのと、後半が好みじゃない点で申し訳
ありませんが引かせてもらいます。いや、つっても夏美が死んでたら間違
いなく1点つけてましたけど。

Longhornさん (9点)
仕掛けに多分完全にやられました。
最初名雪が死んでるんだろうなと思いつつ読み進めたのに、北川と香里の「水瀬だって……」「名雪の前よ」でアレ? 離婚かと戸惑わされまして。
そうすると死んでいるのは栞か? とソワソワし、最後にやっぱり……という流れ。
くそう。でも満点は上げないぞ。これで勘弁。

揺れない乳の錬金術師さん (3点)
 本編外の出来事でキャラが死んでるってのは、どうも好きになれません。

広咲瞑さん (10点)
 う、上手い……。
 何か色々絶妙だと思いました。まるで噛み合っているかのように挿入された名雪の台詞、果たして死んだのは誰なのかというストーリー上のトリック部分とか、作品全体に漂う陰鬱な哀しみの気配とか。
 こうなるとジャンルの『美坂チーム』という一文さえ物悲しく見えてきます。
 この話の祐一に救いはあるのかな。それともないのかな。夏美ちゃんのひとことで彼は救われたのでしょうか。
 でも、哀しい物語には人を癒す力があるのだと思います。それがキャラクタの立場への同情なのか共感なのか、あるいは別の何かなのか、ということは置いておくとしても。

琴吹 邑さん (7点)
しっとりとしたお話でした。
仕掛けが丁寧なせいで、最初名雪がああいう状態になっているとは気が付きませんでした。
子供かと思ったのに・・・。(褒めてます)






有効票37 
1 点0(0%)
2 点1(2.70%)
3 点3(8.11%)
4 点4(10.81%)
5 点3(8.11%)
6 点4(10.81%)
7 点6(16.22%)
8 点7(18.92%)
9 点5(13.51%)
10 点4(10.81%)


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