けれど輝く夜空のように
作者:月夜のおみさん 第 17 位(50.87 pts)
Foolisさん (5点)
なるほど、あの時祐一が死んだという物語ですね。
アイディアとしてはとても面白いです。
でもちょっと料理不足に感じたのが残念でした。
もう少し見せ方とかもあったと思いますし。
まぁ難しいところなんですがw
Mynonaさん (6点)
じらしてじらして核心に近づかない、この回りくどさがいい感じで。――ん? これは祐一君、向こうにいっちゃうかな?……ああ、なるほど。こうやって裏返しの側からあゆシナリオを照射できるんですね。そうすれば、自然な展開で別れが演出できる、と……。着想よし、誘導もよしですね。あゆシナリオの鏡像になりきって「いない」ことが、意図的なのかそうでないのか分かりませんが、皮肉な余韻をもたらしていると思います。
電光刑事バンさん (3点)
書きたい内容はわかるけど、なんかいまいちでしたね。
極端な言い方をすれば、名雪が遅刻してくる理由やよく寝る理由が無い。
それに祐一が死んでるんなら、名雪だってわかってるはずだし、あゆが生きてるんならこの街にいるはずがない。
そう言う原作ネタを上手く利用してるならともかく、ただキャラの名前がKanonなだけに見えてしまいました。
じゅうさん (5点)
ん……疑問点が二つほど。
祐一は何故、自分が消える日を「明日……っと、もう今日ですね」と把握しているのか?
名雪は何故、祐一の死を知らないのか?
ということです。
りょとさん (4点)
えーと、それ散る好きですか? 俺、雪村の為なら舞人のお母さんに殴りかかるくらいに好きなんですけど殺されますね、きっと。
おもっくそ話逸れましたが、とりあえず、感想を。
懐かしくも切なくなるガンダム小ネタのフックを食らって、もうダメだと倒れそうになりましたけど、なかなかに読めました。
原作の始めの頃の描写の中に少しずつエッセンスを加えていく手法はかなり良かったです。最後のシーンがなんかよく理解できてないんですが、まあその辺は。
物語を作ろうとしている姿勢、それを高く評価します。盛り上げどころもきちんとメリハリつけていてぐーです。ですが、なんかわからないんですけど、個人的には楽しめませんでした。出来自体はかなりしっかりしてるのは認めます。本当に、なんでかなぁ。
てな訳でこの点数。ごめんなさい。
匿名希望(24、リーマン)さん (7点)
ほのぼのとしてて、ちょっと寂しげで、いい雰囲気のSSでした。
しかしながら、祐一の行動というか造形というか、なんだかよくわからんかったですね。
本人もよくわからんままにこの世に戻ってきて、行動の確信を得ていく。
この間が短すぎるような気がするんですよね。
それから最後のまとめみたいな二段落が蛇足のように思えてならなかったです。
余韻が、こう、ぶち壊される感じで。
最初の数行と見比べてみても、うまく呼応しているとも思えず。
ダメ出しばっかっぽいですけど、面白かったです。
面白かったから、いろいろ目立ってしまうのでしょうか。
ところで、死人がどうこうっていうのが流行なのか、かぶってますね。
拙作もですけど。(笑)
Manukeさん (5点)
仕掛けとして面白くはあるんですが……。
基本的に原作のあゆシナリオと同じに見えてしまうんですよね。あゆと祐一の立場を入
れ換えただけで。
加えて、あゆの場合には他人で、かつ亡くなってはいなかった訳ですが、このSSでは祐
一が実際に死んでしまっています。この場合、親しいいとこである名雪とあゆが葬儀に
参列しないことは考えにくいのでは?
もう少し、このお話ならではの要素があれば良かったと思います。
#細かいことですが、「いわずともなが」は「いわずもがな」の間違い?
竹仙人さん (3点)
もうすこし文章自体に魅力があればずいぶん印象が違ったろうなと思いました。
牽引力が圧倒的に不足していました。
たとえば冒頭だけ切り取って見ると、そそられるものが何もないという感じです。
LM_STACK_さん (3点)
ちょっと恐い話ですね。
あと、あゆが水瀬家の一員になっているのが何故かと言う事と、
名雪が祐一の死を知らないことが不思議です。
歩人さん (6点)
あゆは水瀬家に引き取られたってことですね。ちょっと不自然な気もしますが、まあ、それはともかく、最後は何だか取って付けたような終わり方で不満。あと、何故今になって約束が施行されたのかが少し気になる。
とはいえ、概ね楽しませていただきました。
Garaさん (6点)
IFストーリーですね。割合良く練られてるとは思うんですけど……練り込まれてるかって言うと少々物足りない気はしますね。
祐一が「この街」で「死んだ」以上、普通は親類である名雪にだってその死は伝えられる筈。
名雪に伏せる事にしてしまうと、母一人子一人である秋子は祐一の通夜にも葬式にも行けなくなってしまいます。
更に言えば、祐一の死の状況を知っている筈のあゆを引き取るのも問題が出てきます。祐一とあゆを入れ替えてる設定なんですから、あゆも記憶喪失に陥っているという事なんでしょうけど、その場合祐一の存在自体を忘れていなければ記憶に矛盾がでてきます。
どうにもこの話の設定通りの状況を構成し得る流れが想定できません。恐らく作者さんも細かく設定できていないのではないかな?
Natsuさん (3点)
この展開は、私としては受け入れがたいですね。
ベタと言われようが、祐一は助けてほしかったし、たとえ助からないにしてもあゆたちのその後は書いてほしかったです。
普通に救いのない結末で、読んでていい気分はしませんでした。
雨音さん (6点)
まさか祐一の方が死んでいたとは……。
これはこれで面白いですし、あゆの願いを否定するのも正しいと思います。
が……残念なことに、ぜんぜん足りていません。
祐一が死んでいたという伏線と、それが明かされていく過程。
それらが少なすぎて、唐突感しかありませんでした。
また、あゆの願いが「元気な祐一君と遊びたい」なのだとしたら、
その「遊び」のシーンをもっともっと描いておくべきなのではないかと。
ついでに締めの一文が唐突かつ微妙に繋がっていないのも残念でした。
祐一が消えた後のあゆの日常があってこそ映えるものでしょうに。
思わずctrl+Aをやって探してしまうくらいに、ぶつ切りでした。
とにもかくにも、40kbいっぱいに使っても書ききれるかどうか怪しい物語を、
27kbで終わらせてしまっていたのが、非常に残念でした。
つうじいさん (6点)
七年前死んでいたのが祐一だったら……というifですか。
よく思いついたなと、その発想力にはただただ感心です。
でも……もったいない。
これを長編の方で100キロバイトくらいで書いてくれたら、すごいことになったと思います。
中篇で参加させるのはとにかくもったいないの一言。
でもその台詞回しに笑わされる自分が悲しいです。
2%さん (7点)
若干安直な設定とはいえ、真相が明かされるのはまだかまだかとワクワクしながら読めました。それから、祐一が目覚し時計を返すくだり(素直な目覚しメッセージを返すというシチュエーションは、原作などにある「特別なメッセージを吹き込む」よりもはるかに未来を予感させますね)など、印象深いシーンの数々も。
とはいえ、文章のぎこちなさがちょっと苦しい。台詞が不自然なのとネタが滑っているのは気にせず読もうと思えば可能だけれど、地の文が……なんというか、ストーリーを「説明」しているだけで、「物語」っていないという感覚。語り手である祐一の語彙が、Kanon世界のそれではなく2005年の現実社会のそれになってしまっているように思います(故意にそうなさっているのでしたら申し訳ありません)。
ボンクラーズ大阪担当さん (2点)
物語はボロボロなんだけど、決定的な破綻を成す前に物語が終ってしまっ
たというか、綱渡りを成功させてしまったというか。
色んな意味で後味の悪い話。
Longhornさん (5点)
実は7年前に死んでいたんだよ! な、なんだってー!
……という構成は、実はあゆ本人を使ってやった方が効果的だったのではないでしょうか。
揺れない乳の錬金術師さん (8点)
タイトル、やっぱり狙ってましたか……。
仕掛けは秋子さん出てきたあたりで想像ついちゃったんですけど、目覚ましの使い方が上手いと思います。
まとめもしっかりしてて、筋も通ってました。
でも……切な過ぎてチクチク心が痛いです。
広咲瞑さん (6点)
原作のアナザーストーリーってあまり読んだことがないのですけど、『これ原作と違うじゃん』みたいな拒否反応を抱くこともなく、割かし楽しく読めました。
話の展開がすごく早いのに、決して滑ってる感じもなくてよかったです。
あと作中に散りばめられた小ネタが面白いです。シャアとかタイタニックとかそれ散るとか。元ネタ探しでやりこみゲーみたいな楽しみ方が出来そうで素敵です。
琴吹 邑さん (5点)
あのとき、祐一があゆを助けて、でもその代わりに祐一が死んでしまったならば・・・
というIFストーリー。
仕掛けがわかるまで、時間軸がわかりにくいのが欠点かもしれませんね。
タイトルの輝く夜空と、終わりの文章の桜、kanonの雪がどれもつながっていないなと思いました。
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