春遠からじ

作者:あいんさん   第 26 位(45.95 pts)

Foolisさん (1点)
やりたいことはなんとなく、本当になんとなくですがわかります。
でもあまりにも状況がわかりにくい。
オールエンド後みたいなのを基礎としているのでしょうが、それをちゃんと説明してくれないとどうしてもおいてけぼり感を食らった感じがします。それが残念でした。
あと、香里が自分勝手すぎるかなぁと。ちょっとその辺に違和感を覚えました。
厳しい意見になって申し訳ない(汗。

あと文頭は一文字あけてくださいね。

Mynonaさん (3点)
 自分の悪い面に自覚的な祐一は嫌いじゃないです。別れの演出も独自だと思います。――しかし、エンドはカップルで落とさない方が自然な気がします。

電光刑事バンさん (3点)
栞シナリオがメインなら、むしろそれに絞り込むべきだったと思う。
なんとなくだが、容量を稼ぐために余計な要素を詰め込んだだけにも見えてしまう。
結果として話が二転三転し、肝心な内容自体が不明瞭なものとなってしまっている。
おそらく作者的には安易なALLエンドで、全員がそれなりに幸せですとやりたいのかもしれないが、かえって逆効果になってしまっているような気がする。
基本的なキャラの書き分けが好物と口癖と性癖。このSSにおいて名雪が寝ぼすけな理由はなんですか?
特に意味もなくそう言うのを書いているのなら、単なるキャラ貶しでしかありません。
ああいう名雪を見て、親の顔が見たいと思ったことはありませんか?
結局、贔屓のキャラの魅力を出すために、それ以外のキャラの扱いをぞんざいにするしか能がないように感じました。

じゅうさん (1点)
>他人に支えを求めるくせに、自分はなにひとつ行わない。それどころか、頼られればさっさと逃げる。

なんでこんな奴が、少女たちを救えたのか……?

えりくらさん (7点)
祐一の本命は誰なのか僕には最後まで分からなかったです。
しかしまぁ、幸せそうでいいですな。
この祐一はヘタレ気味だけど、そのヘタレ具合がすごく上手く表現されてるなぁ、と感じました。
(切り株に向かって報告、とか)

totoさん (7点)
小説というよりはゲームっぽいテキストだと思いました。
改行がリズムを生み出している。

さておき、ある時期にこういったSSを貪るように読んでいたことが確かにあったような気がしてます。もう今はよく思い出せませんが。
キャラ同士の掛け合いやオールエンドライクな展開のひとつひとつがなんだか懐かしくて、嬉しかったです。

りょとさん (5点)
 まず、行頭一字空けは基本っちゃ基本っす。覚えといて損はないっす。採点には加えてないんですが一応。

 と言ったところで、感想を。
 お話は結構好きでした。ストレートでも、飽きさせない面白さがあると思います。
 雰囲気を保ったままで、読ませる力があると感じました。結構素直に最後まで読むことができました。
 ただ、栞のところにぽっかりと穴があって、そこに追いつくのが結構大変でした。その辺から入った方がお話としては完成度が増したのではないでしょうか。香里がなんで怒ってるのかも、最初はわからなかったですし。

匿名希望(24、リーマン)さん (1点)
全てが祐一の中で自己完結してしまっているというかそんな印象です。
作中の言葉を用いれば、「ずるい」という感じ。
この祐一は格好つけているけれど、結局は甘えちゃってますね。

で、

>全てに、決着をつけて。
ついてない、ついてない。(笑)

Manukeさん (3点)
えーっと……。
すみません。どんな意図のSSなのか良く分かりませんでした。
美汐は可愛くて良い感じです。

竹仙人さん (4点)
 うわ、迷う……
 けっして文章が達者なわけではいけれど、軽く流せない個性を見出しました。なんだろう。変に肩肘張ってないのがいいのかもしれません。雰囲気あります。
 ダメ男思考には大いに共感を覚えるところです。自分もそうなんで(笑)。

 部屋に押しかけられるまで、誰との話なのか見えにくかったです。一人一人あたってみんな違って、最後の栞もフったんじゃやっぱ違うよなー、じゃあ独り暮らしを始めて終わるのかなー、みたいな。誰との別れも終始同じペースで語られていたので、重要度の差異が見出せなかったのです。
 それに関連して、ラストにああ落とすのなら、肝心の二人についてのエピソードが圧倒的に不足しているんじゃないかと思いました。

LM_STACK_さん (5点)
ALLエンドかつ独白調なので、長い詩のようでした。
切り株の辺りで、あゆも登場させてもいいかなとは思いました。

かきさん (4点)
あああああ。惜しい。すごく惜しい気がします。
それぞれのキャラに割り当てられたシーン、なかなか面白かったです。
あゆについてはちょっと首を捻るところがありましたが、まぁそれはよしとしても。
祐一が街を出る理由が……
栞の言葉通りだったとしてもあまりにも弱過ぎますし、そもそもどうして栞がそれに気づいたのか分からない。
直前に香里からの拒絶があっただけに、祐一の決断には、もっとそれらしい理由が欲しかったです。
それがあれば、道化ものとして良作になったと思うのですが……

歩人さん (1点)
「なんじゃこのヘタレは!?」と憤慨物。滅茶苦茶イライラさせられました。そのくせ最後はハッピーエンドか……。まあ、単に好みの問題で、納得出来ないだけです。


Garaさん (5点)
ストーリーとしては綺麗に流れている話です。文章もリズムがあり綺麗です。
でも、なんとも言えない消化不良を起こす話、ですね……。

基本的な大前提である筈の「この世界でのこれまでの展開」がばっさりと省略されているので、世界観把握が全く出来ません。
普通に考えると原作の設定からは有り得ない状況が詰め込まれ過ぎていて、読んでいて落ち着かず、居心地が悪いです。
この話、矛盾や困惑を最小限にする為にも、栞シナリオからだけ展開するべきだったんではないでしょうか?正直、他のヒロイン達との別れが羅列している所為で、栞の存在が決定的に薄いです。
この世界で祐一が栞を「振った」件に関して理由も状況も描かれていないので、ストーリーの「核」である筈の「祐一と栞の関係」がさっぱり見えてこないのが厳しいですね。
正直言って話が薄いです。

Nekozukuさん (6点)
キミョーニウムに笑ってしまいました。原子量のでかそうな物質で。
文体が面白い、先が気になって読みたくなる。
気になるのは、2人以外の彼女たちがどうなったか。

Natsuさん (8点)
やばい、涙が……。
感動もしないのにうら寂しさだけで泣けるとは思いませんでした。
文章力、タイトル、共に満点です。
ただ一つ、祐一が出て行く理由にもう少し説得力が欲しかった。その点だけ惜しい。

雨音さん (5点)
うーん、久しぶりに読んでいて気持ちの良い文章に出会えました
一つ一つの表現が良く、掛け合いが面白すぎます。
なんとなく、田中ロミオさんを髣髴とさせる作品でした。

が、残念なことに、内容に関しては、陳腐の一言に尽きてしまいます。
祐一が勝手な理由で町を離れ、それを追って栞が大学に進学する、
という展開には、何の面白みも感じられませんでした。
また、美坂家のシーン。あれで全てに決着がついたと結論する祐一には呆れるしかありませんでした。

掛け合いが面白いんだから、いっそギャグ作品にしてしまえば良かったのに……。
非常に、残念でした。

つうじいさん (5点)
文章が素直に上手だと感心しました。
台詞まわしが独特で興味を惹かれました。
ただ舞達や真琴達が絡んできたのはどういう意図だったんでしょうか。
去っていく祐一を演出するなら、栞がもうすこし登場して説明的であってもよかったかと。

2%さん (5点)
結局、祐一がことさら街を出たがる理由が分からず消化不良気味かも。ストーリーが淡々としている割にキャラクターたちの行動はかなり突飛で、本文に書かれている以上に何か激しい原因の存在を想像させるのですが……
――余談ですが、このおはなしの登場人物の中では、美汐さんがこの上なく素敵でした。

ボンクラーズ大阪担当さん (4点)
 特筆すべきは文体なのかなぁ。田中ロミオっぽい風景を切り取るような
短い文章は嫌いではないんだけど、というかむしろ好きなんだけど、これ
はぎこちないと言うしかない。同一人物のセリフなのに「 」で区切られ
たりしていますが、これ、ナチュラルな文章なんでしょうか? 文頭空け
といい、ゲームだと気にならないんですが、SSとして読むと自然に思え
ませんでした。

Longhornさん (4点)
ゲームしかやったことのない僕はオールエンドというのはどうもイメージし辛いのです。
栞の話なら栞エンドだけでいいんじゃないかな? とつい思ってしまうのです。

揺れない乳の錬金術師さん (7点)
 美汐と真琴に笑いました。
 祐一含めて、各キャラ性格がよく出ていたように思います。
 でも、もう少し栞が最後に来る必然性は欲しかったかもしれません。
 性格上やりそうだなあとは思いましたけど。

琴吹 邑さん (6点)
北川が忘れ去られているのがかわいそうだなあと。
シナリオに準拠しない人間関係であるのならば、北川への挨拶も含めて欲しいところです。
佐祐理と祐一のかけあいとかは面白かったです。



有効票38 
1 点4(10.53%)
2 点1(2.63%)
3 点9(23.68%)
4 点6(15.79%)
5 点9(23.68%)
6 点3(7.89%)
7 点4(10.53%)
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