相沢君ちの家庭の事情

ただキャラを出してみましたいう感じがしました。この内容なら中編でも問題ない。短編でもいけるかもしれない。
長編なんだから、もっとキャラ同士を絡めて話を広げてみては？

最後のオチがよかった（＝笑えた）

　祐一くんの両親というのはKANONの108ある謎(嘘)の中でも思いっきりコアな部分でありまして……ってそれは冗談ですけど。
　確かに祐一くんの両親は海外出張だからと言っていきなり自分の息子を雪国に住む親戚の所に預けてしまうという不思議野郎。どんな人なのかなーと、本編やってる時にも軽く気になったりしてたんですよ。
　で、今回の話。
　あー、確かにこんな人達なら納得だー。祐一くんの変人っぷりは確実に遺伝ですねー。
　というわけで、祐一くんの遺伝の謎が明かされたので、5点っす。

　おかんが可愛かったので、一応加点しときます。
　粗略な扱い方するくらいなら、名雪以外出さなくてもいいでしょう。
　長編出すための尺稼ぎだったのかもしれませんが、ここはぐっと堪えて欲しかったような。
　いっそおかんに人外属性でもつけて、異常な外見のバックボーンを作って話広げるとか、そういう方が好みです。

※はちみつくまさん→はちみつクマさん

最後まで読みたくなくなる長編は論外です。

いや〜〜〜（汗
まさかまさかの設定ですな。祐一がみつけた時点でわかりましたがよく、こんな設定思いつかれましたね…（＜ほめてる
馬鹿っぽさがよかったですがちょっとくどかったかなぁと思います。
それが残念でした。

服装だの髪型だのの描写がやたら細かくて笑った。
あと、出だしの「よっしゃあっ！」連発ですね。何だ、これ。(笑)

全体的にスベっている感じがあって、どうにもおもしろがれませんでした。
母にしろ父にしろ、ベタというか狙いすぎというかなんというか。

警察官が一番いい間を持っていた気がしました。

　掛け合いがつまらない。地の文は説明的なだけで味がなく、むしろテンポを悪くしている。キャラはというと記号的すぎて魅力がない。展開は典型的なドタバタコメディといったところ。王道が吉と出るか凶と出るかはその他の要素によるのだけれどそれらは始めに述べた通りなので、総合するとこの点数となりました。
　読んでいて終始、真顔から動きませんでした。

>よっしゃあっ！
　何その無駄にやる気がある大工さんのような掛け声（ぇ

　うーん、楽しめるかどうかにかかる作品ですね。ツボにハマりませんでした。
　あと登場人物を押えた方がいいタイプ……かは微妙ですが、この人数でやるなら多分はっちゃけ具合がまだ足りないと思います。相沢母が浮いてるように見えるのも同じく。
　シリアス感を混ぜることを考えるなら、人数を減らして描写に費やした方がよかったかなと。