若者たち。
作者:匿名希望(24、リーマン)さん 第 3 位(52.47 pts)
匿名さん (1点)
なんか、毎回のこんぺでこれとよく似た話を見かける。いい加減うんざりしてきた。
いっつも旅行とかするよな。この作者の話。あと作者オリジナルの北川。
完全にパターン化されてる。自作の焼き直しばっかりして何になる。
ルーチンワークで書いてるようにしか見えない。
電光刑事バンさん (5点)
まず、読みはじめて最初に気がついたのが、女子の制服のスカート。
Kanonの制服は、ワンピースではなかったかと。そうなると、スカートってなに? ってな感じです。
夏服ならまだわからなくもないが、年度末って作中にあるので冬服なのでは?
他にも、美人看護士。看護士って言うのは看護婦の男性名詞なので、美人看護士というとオカマかよ、ってなところですね。
ちなみに、正しくは『看護師』です。まったくの余談ながら、漢字ではなくてナースと書くのも可でしょう。
ナツメウナギにも違和感。確かにヤツメウナギを方言でそう呼ぶ事もありますが、一般的ではありません。
バス酔いしてた祐一が、夜行バスで東京に行くってのは、個人的に大爆笑でした。
作中の時代背景かDVDの再生機って一番安くてPS2が精一杯だったようでもありますし、裏モノなんて代物は一般的ではないでしょう。
マクドナルドでエビフィレオって言うのもなんだかなあ、と思います。
非姉歯物件だからどうのというのも問題で、耐震強度偽装問題はそういうレベルの問題ではなく、特定のメーカーにこだわらず、ここ数年の間に建築された建造物には共通して言える問題だという事なのです。
Kanonの舞台設定は平成十一年だから、そんなものあるわけない。携帯電話もそうだし、もう少し時代背景の小道具を工夫するべきだと思います。
また、一番謎なのが、祐一が東京出身という事です。本編では、祐一も昔はこの街に住んでいたとあります。
それに、祐一がいずれ東京に帰るのが前提であるのなら、どうして祐一は栞を恋人にしたのか?
どうせ別れるんだったら、そうならないほうがいいように思えます。
それに斉藤×名雪をやりたかったのかもしれませんが、秋子さんの事故が無意味に感じました。
栞シナリオの延長線上にあるアフターなら、そういう余計な要素は省くべきだと思いました。
結局、話の内容が二転三転していて、非常に読みにくい印象を受けました。
なんとなく、パートごとに別の人が書いたのを、単につなぎ合わせただけのちぐはぐさを感じます。
常態→状態とか、声から帰る→これから帰るとか、作中の誤字もかなりの数になってますので、時間延長されたんだからきちんと推敲してもらいたいものです。
こんな感じで減点してくと評価不能になってしまうので、一応これだけ長い話を書いた事を考慮して、とりあえずはこの点数で。
dreamwingsさん (7点)
1,2章が面白かった
えりくらさん (7点)
読み始めた時は結構しんどかったんですが、最後の方まで読んでいくとああなるほどそういうことだったのかと納得。話の構成とかちょっとアレっぽいなぁとか思ったり思わなかったりもしたんですが、そんなことは抜きにして面白かったです。
東京から帰るバスの中で斉藤くんが感じたことはおそらく現実ですけど、それだってきっと終わりじゃなくて始まりなんだろうなと思えるラストが爽やかでした。
シールケが美汐に見える件さん (7点)
KRY(汗)
序盤、男達だけの話になりすぎてて、オリジナルに近い青春オムニバスになっちゃうかなあと心配してました。
個人的にはタブーに近い、ヒロイン×オリキャラも出てきてしまって、中盤印象はかなり低下。
でも、最終的には各章のネタを生かしてまとめたギャグをやってくれたり、皆それぞれに青春してるのが眩しくて、それまでの不満をふっ飛ばしてくれたように思います。
終わりよければ全てよし、かな?
とはいえ、ページの切り替わりのたびにいきなり事態が進行してて、空白の期間に何があったかもう少し説明が欲しくなった面も。
でも、それ埋めてたら今度は冗長って感想漏らしてたかもしれませんし、微妙。
何はともあれ……。
うんこ食らえ。
Natsuさん (4点)
所々で笑えました。
お笑いネタばっかり考えてた学生時代を思い出しました。
有名人の名前が出てくるのもリアルでいいと思います。
で、最初は面白いと思ったんですけど、読んでいくうちにどんどん評価が下がりました。
全体的に推敲不足な印象。
場面やセリフの繋がりがおかしい部分がいくつか見られます。
黒塗りの部分は手抜きなのかどうかはわかりませんが、問題なのは章の終わりを見ないと、ミスとしか思えないことです。
読んでてミスがあると思ったら、その時点で印象が悪くなるので。
Foolisさん (3点)
長編部門ということでがんばったのはわかるのですが、どうも話の筋が一貫していない感じがしました。
一本の線になってない感じ。
もうすこし焦点をしぼったほうがよかったのではないでしょうか。
焦点をしぼるとネタがつかえなくなるのはわかるのですが、どうも読み終えてなんかしっくりこないというか変な感じになったのが残念でした。
0.1mg/sさん (8点)
軽快さ、笑い、野郎の熱さ、そんなのは好きです。ふと忍び寄るシリアスさの配分も。
だけど排泄物は私的に無理。
それはともかく、ラスト前まではとても楽しく拝見しました。好奇心をくすぐる文章は面白かったです。
ただ、ラストが、その、腑に落ちない。群像から、一人になってしまうのが少々残念。
個人的にはそのまま行って欲しかったです。
東京って、おっかない所なんですねぇ。
竹仙人さん (10点)
断トツ(笑)。
自分の中ではこれ以外に1位はありえないってことで、他を4点以下に設定して差をつけました。
拙作と共通する部分があると見て。男三人と女三人の構図なところとか(笑)。
自分では好きなものを書いているつもりだったのだけれど途中でよくわからなくなり、完成してもどうもしっくりこず、公開を迎えました。一発目にこの作品を読みました。そうだ、こういう作品こそを書きたかったんだ……としばし呆然としました。
下ネタを小ネタどころか中心に据えてストーリーを進めるなんて脱帽です。あまりの猪突猛進ぶりに膝を何度打ったかわかりません。笑いのセンスがある人が書く文章はどれもどこかしらセンス溢れていて楽しいです。祐一と栞の関係の微妙な揺らぎ、北川と香里、斉藤と名雪、どれもスタート地点からやっつけ方に至るまで好みでした。
全体を通して好みの要素しかなかった。大好きです。
2%さん (8点)
作品全体を満たすこのダルさ。何というか、居心地が良い感じ。すごく好きです。
VALさん (10点)
短編連作に近い感じなんですが雰囲気の纏まり方が上手いというか、深い感じ。
120KBなので長編としては短い方ですが、「この物語のKanonキャラ」を読んでる間に印象づけられました。
文章のテンポの良さも、ネタの選択も、そしてタイトルまで含めて見事。GJでした。
有効票 | 13 | |
1 点 | 1 | (7.69%) |
2 点 | 0 | (0%) |
3 点 | 1 | (7.69%) |
4 点 | 1 | (7.69%) |
5 点 | 3 | (23.08%) |
6 点 | 0 | (0%) |
7 点 | 3 | (23.08%) |
8 点 | 2 | (15.38%) |
9 点 | 0 | (0%) |
10 点 | 2 | (15.38%) |
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