名雪「ねえねえ、祐一。KanonSSこんぺ短編部門の結果が発表されるみたいだよ」
祐一「おう、もうそんな時期になったのか。んで、結果発表SSは今回もあるのか?」
名雪「うんっ」
祐一「ふーん、そいつは頑張って貰いたいもんだな。で、誰がやるんだ?」
名雪「うん……それがね……」
祐一「え?」
名雪「司会……わたしたちだって」
10位
北川「あーあ、おまえらまた遅刻だって? まったくしょうがないなあ。いっちょこのオレが時間を稼いでやるよ。――えぇと、10位の作品はどうやら該当作なしのようだ。その代わり9位の作品が二つあるらしいぞ。」
名雪「あ、北川くん、来てくれたんだ。ありがとうー。じゃあ、9位の作品の一つ目は北川くん、お願い」
9位
空回りのサーカス(作者:九条 雪月さん)
有効票 | 42 | |
1 点 | 2 | (4.76%) |
2 点 | 6 | (14.29%) |
3 点 | 5 | (11.90%) |
4 点 | 2 | (4.76%) |
5 点 | 4 | (9.52%) |
6 点 | 3 | (7.14%) |
7 点 | 4 | (9.52%) |
8 点 | 4 | (9.52%) |
9 点 | 6 | (14.29%) |
10 点 | 6 | (14.29%) |
北川「これは……水瀬や月宮が全員健在な世界での物語だな。相沢はモテモテで、オレは相沢を尻目にいつも人がいいだけの道化を演じてるって物語だ。ただのインタビューだと思っていた部分が、実は美汐のオレに対する調査だと分かるオチが利いていたな」
北川「グラフの通り、評価は分かれている。オチについては殆どの人が感想に触れているほど高評価だったんだが、このSSを素直にシリアスと取れない人が多かった印象だな」
北川「それにしても……天野がオレのことをか。……案外ありうるかもな」
美汐「何を言ってるんですか」
北川「はい?」
まことだった。(匿名投稿)
有効票 | 41 | |
1 点 | 0 | (0%) |
2 点 | 3 | (7.32%) |
3 点 | 3 | (7.32%) |
4 点 | 5 | (12.20%) |
5 点 | 9 | (21.95%) |
6 点 | 6 | (14.63%) |
7 点 | 3 | (7.32%) |
8 点 | 4 | (9.76%) |
9 点 | 5 | (12.20%) |
10 点 | 3 | (7.32%) |
美汐「まったく、勝手に想像を広げないで下さい。私はやっぱり、あの子のことが忘れられないんですから……」
美汐「この作品は、真琴がいなくなった後の、相沢さんの夏の物語ですね。私や北川さんも脇役として出てきています。……真琴は本当にいたのか、それとも相沢さんの中だけに存在したのか、考えるとちょっと切ない物語かも知れません」
美汐「点数分布は、比較的なだらかですね。感想は、雰囲気を褒めていたものが多かったですが、若干印象が薄いという点と、独特の書式が気になったという意見があったように思います」
真琴「にっくまーん、にっくまーん」
美汐「どうしたんですか? 真琴」
真琴「あのね、次はにくまんが出てくるんだって」
8位
きんにくまん(作者:つうじいさん)
有効票 | 39 | |
1 点 | 2 | (5.13%) |
2 点 | 1 | (2.56%) |
3 点 | 2 | (5.13%) |
4 点 | 2 | (5.13%) |
5 点 | 5 | (12.82%) |
6 点 | 9 | (23.08%) |
7 点 | 5 | (12.82%) |
8 点 | 7 | (17.95%) |
9 点 | 5 | (12.82%) |
10 点 | 1 | (2.56%) |
真琴「筋肉を求める祐一の、あいしゅうものがたりねー。秋子さんと名雪が筋肉好きだということを知って、祐一はゴリラになってくの。――男って、バカねぇ」
祐一「しみじみ言うなっ」
真琴「ふーんだ。でね、やっぱりギャグだから笑えたか笑えなかったかが重要だったんだけど、この作品には『もし名雪がゴリラだったら』っていう祐一の考え方が気に入らないっていう意見があったの。まったく祐一はデリカシーがないんだから。――男って、バカねぇ」
祐一「2度言うな。まったくどこでそんな言葉覚えたんだか……。では、次はようやく司会の準備が整った俺が紹介します」
7位
卒業(作者:Piro-Sukeさん)
有効票 | 38 | |
1 点 | 1 | (2.63%) |
2 点 | 2 | (5.26%) |
3 点 | 0 | (0%) |
4 点 | 5 | (13.16%) |
5 点 | 4 | (10.53%) |
6 点 | 12 | (31.58%) |
7 点 | 4 | (10.53%) |
8 点 | 4 | (10.53%) |
9 点 | 5 | (13.16%) |
10 点 | 1 | (2.63%) |
祐一「従姉弟同士の結婚は禁忌……。だから俺と名雪が別れるという話か。近すぎる関係ってのも良いことばかりじゃないよな」
祐一「6点が非常に多いのが特徴かな。文章力の高さは皆が認めている所だけれど、扱ったテーマに若干難があったのかもしれない」
舞「……こんばんは」
佐祐理「お邪魔します。そろそろみなさん集まってきているみたいですね。それじゃ、次の作品は佐祐理と舞で紹介しよう。ねぇ、舞?」
舞「……うん」
6位
過去に捧げるプレリュード(作者:Revinさん)
有効票 | 38 | |
1 点 | 0 | (0%) |
2 点 | 1 | (2.63%) |
3 点 | 2 | (5.26%) |
4 点 | 3 | (7.89%) |
5 点 | 7 | (18.42%) |
6 点 | 6 | (15.79%) |
7 点 | 7 | (18.42%) |
8 点 | 7 | (18.42%) |
9 点 | 3 | (7.89%) |
10 点 | 2 | (5.26%) |
舞「これは、栞シナリオ後に、香里が祐一に抱いていた淡い恋心を吹っ切る話……」
佐祐理「流石にここまで高順位になると、1点がひとつもありませんね。丁寧な作りと軽妙な会話のノリが好評だったようです」
祐一「……とりあえず、6位から10位までの作品を紹介したな」
名雪「5位以内の作品は、これから3分おきくらいに一つずつ紹介文を掲載していくよ」
祐一「なんていうか、みんなが手伝ってくれたおかげで俺たち楽できたな」
名雪「本当、みんなのおかげだよね。――それでは、ベスト5入りしたSSの紹介を楽しみに待ってて下さい」
5位の発表へ
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