風鈴の鳴く夜に

作者:KATUOさん   第 5 位(55.58 pts)

Foolisさん (9点)
ネタが非常に好き。待っている名雪が最高でした。
正直地の文は前半ややいまいちだなぁとおもっていたのですが…。
いやはややられました。
最後の方のラブーな雰囲気もいいですし。
よかったです。

hiyokoさん (9点)
少し暗めな雰囲気を最後、きっちり払ってくれた感じで読後が気分爽快でした。
お酒の勢いでポロっと話してしまったところまでは「普通〜」と思っていたのですが、名雪の登場、名雪・祐一の寸劇でグッと印象が変わりました。
面白かったです。

※本当にどうでもいいことですが。
 お酒飲み始めてから先、いつ祐一が秋子さんに襲い掛かるのかとそればかり期待してドキドキでした。
 読み進めて名雪が出てきたとき、本気でリアルびくつきました…。
 自重して正解だったよ、祐一くん。うんうん。(違

Longhornさん (9点)
いい雰囲気ですね。
実はのんびりの血は父親譲りだった、というのは地味に目新しいのではないかと。
女の子は父親に似るって言いますしねえ。確かに。

じゅうさん (4点)
祐一がビールを口にしたとき、自分をオヤジ臭いと思うところがありましたが、
このシーンでなくとも全体的に祐一がオヤジ臭く、それがやや鼻につきました。
秋子さんに対してまでも情欲を抱いている(ように見える)描写も
悪い意味でのいやらしさを感じてしまいました。

MLRSさん (5点)
毅然とした人がちらっと見せる弱さ、そんなの好きです
終盤のムラムラが何でなのか気になる

ぐー!さん (6点)
秋子さんの隠された一面を表現した作品の中でもなかなかの物だと思います。
「お陰でまた少し思い出しちゃった……」「夢の中でまた会えるのかなあ」の台詞は秀逸だったと思います。
ただ、だからこそ最後まで秋子さんで終わらせて欲しかったと思います。
別に名雪が出るのは駄目とは思いませんが、ただ、ラストが名雪といちゃつくだけなのはどうしてもこの話に最後にふさわしい気がしなかったので……

つうじいさん (7点)
同じ祐一と秋子さんメインで同じく旦那が話題になるのに……
私のバカ作品とのこの差はなんでしょうか。
文章の上手さに驚きました。

アルエムさん (10点)
明子さんのせつなさとか、祐一の気持ちなどが伝わってきて、感動しました。

電光刑事バンさん (10点)
言葉は要らない。
ただ一言、よい話であった。
以上。

あおさん (7点)
秋子さんと祐一と名雪、それぞれの思いの交差はいいと思います。
ただ、最後の祐一の名雪へのセリフでは、
愛=肉体の結びつき、な感じがして、
秋子さんが見せた夫と名雪への愛情と、食い違ってしまう気がします。
個人的には、ここはもっと清純な感じにした方が良かったのではと思いました。

琴吹 邑さん (4点)
弱さを感じさせる、秋子さんが良いなあと思いました。
最後の方、露骨な言葉がちょっと、雰囲気を壊しているなあと思います。

Garaさん (9点)
なんとも艶かしい雰囲気の漂う作品ですね。
テーマ的には割りと良くある設定の言わば「定番」なんですけど、淡々と妙にリアルに描写される祐一の「劣情」に近い「愛情」である「家族愛」が、作品全体に独特の空気を帯びさせていて心のざわつく読後感でした。

ところで、祐一が回想してる「幼い過去の記憶」って、「あゆ」の一件ですよね?名雪シナリオからの流れで展開しているこの作品の中で祐一が覚えてる事にしちゃって良かったんでしょうか?正直かなり無理が出てくる気がするんですけど。

かきさん (7点)
 いいですね。
 決して完璧ではない等身大の秋子さん。
 彼女の思う以上に成長している名雪。
 ちょっと哀しくて、でもすごく優しいお話でした。

Revinさん (5点)
 セックス! セックス! セックス!
 きゃあ〜〜〜〜〜〜〜!!!!
 萌えっ!
 萌えましたが、なんかありがちな感動コードが鼻について素直に賞賛できませんでした。
 ビール造ったら犯罪ちゃうん・・・とか思いました。ギャグだとしても軽くフォロー入れといた方がよかったかも。

2%さん (8点)
祐一がムラムラっと来た理由=名雪の父は人畜無害で「ウチの娘はやらん!」と殴りかかってくるような人物ではないと知って増長したから――と予想しましたが、正解でしょうか?
――と、戯れ言はともかく。SSの題材として「秋子と夜酒」には類例が多いとはいえ、このおはなしはその中でも秋子さんの魅力が出色だったと思います。「泣かせないでくださいね」に惚れました。

VALさん (7点)
 いい感じにしっとりしてます。
 そして雰囲気だけでなく一人一人の描写が、丁寧で「らしい」感じがして。良作だと思います。

earthyさん (6点)
いくらなんでも自家製のビールはありえないです。
内容としては、いたって普通の話でした。

滝粥さん (5点)
優しく包まれた作品だったように感じました。
エッセンスとして小さなギャグ要素も含められ、微笑を浮かべそうな綺麗なお話。
最後の終わり方も良く、ほんわかとした形で終わりを迎えている。
ここまで綺麗にまとまっているなら指摘しにくいけど、もうちょっとギャグがあっても良かったと思います。

Mynonaさん (5点)
 あ、この秋子さんいいなあ。基本的には、いわゆるキャラネタとしての秋子さんなんだけど落ち着いた描写とテンポでもう一歩踏み込んだ実在感を出してますね。変にリアリティとかやり過ぎるとそれはそれで妙な感じだし、いいバランスで書いてるなあと思います。
 アルコールネタだけど、飲めるとアピールしたがる新入生のような無理がなくて、作者さん、ひとり酒するような人かじゃなければ全然飲まない人かのどちらかなのかな。
 安易に踏み込まない優しさというのは、どうも最近旗色が悪いようでひょっとするとそろそろ通じない概念になるのではないかという気がしないでもないのですが、でも、この夏の夜の温度と空気が感じられるような描写にはそんな曖昧さが似合いなのだと思わされます。
 で、そんな曖昧さがいいと思うので、秋子さんの部屋を出るまででいいんじゃないかなあと思ったりしますが、でも、それだと曖昧さが行き過ぎて何が何だか判らないって言われちゃうかもしれないですね。

Natsuさん (8点)
小難しい文章技術を形にしたようなやつよりもこういう雰囲気勝負な作品の方が好きですね。終始にやけながら読んでましたよあはははは。

竹仙人さん (8点)
 最高に好みのシチュエーション。
 一対一で酒を飲み交わす、そこでちょっと突っ込んだ話をする、そこかしこにそっと書かれた季節感、秋子の一言、等々……くッ、全部好みだ。どうしてくれよう。
 何よりラストが最高! このド直球な祐一! 恥ずかしいとかそれ以前に俺も抱かれてもいいとか思ってしまったりしなかったり。

雨音さん (8点)
てっきり秋子さんの昔語りが入るのかと思ったら、そういうことは無く、
なんだか肩透かしを食らったような気持ちになっていたのですが、
最後まで読んでみて、これでよかったのだなぁと思いました。
謎のまま、語られない方が綺麗だろうと。
実際問題、何の伏線も無くいきなり夫の話とかされても、かなり微妙ですしね(苦笑
謎は謎のまま、ただ祐一だけが決意を新たにする、しっくりとくる短編でした。

ただ、秋子さんの口調がバラバラだったのがちょっと気になりました。
酔ってからならともかく、酔う前からなのはどうにも……。

Manukeさん (7点)
穏やかな雰囲気が良いですね。
最後の段落で名雪が前面に出てきて、少し印象がぶれてしまった感がありました。



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