例え、誰が覚えていなくとも
作者:muさん 第 24 位(48.46 pts)
Foolisさん (5点)
不思議な雰囲気を出すのに一役買っているのはわかるのですが前半部分もう少しなんとかならないものかなぁと。
おかげで話がわかりにくい(汗
狙っていたのかもしれないけど。
話の雰囲気としては好きでした。
Longhornさん (2点)
僕にとって不思議系小説って、全然理解不能なものとなんだかバラバラで意味が取れないものの二種類があるんです。
これは後者です。
というか、栞や秋子さんや舞の出てきた理由はなんなんでしょう。
白がキイワードなのは分かりましたけれども、それ以上の意味を持っているのかいないのか。
理解できなかったという感覚より、場面や登場人物の取捨選択に問題があるのではという感覚の方が強かったです。
できれば詳しいご説明が聞きたいものです。
九条 雪月さん (3点)
よくわからないです・・・と普通のコメントを書いても何なので
まず突っ込みたいのは、舞と栞が出てくる必要性があったのかということ。
特に舞
舞なら牛丼でしょぉぉぉっ!(魂の叫び)
じゅうさん (5点)
このストーリーで起こる不可解な出来事は、
彼女の情の深さが原因のようですが、そこが重要コンセプトである作品にしては
他の女性登場人物とわざわざ一対一でいちゃいちゃさせるシーンを繰り返す
ことに違和感を覚えます(栞や舞は特に)。
これでは彼女がたくさんいる女性の中の一人程度の扱いでしかないみたいです。
ぐー!さん (3点)
真琴&美汐メインなのに何故他のヒロイン達が出ているのかが理解出来ませんでした。
別にその事自体が駄目なのではなくて、その出てくる他のヒロイン達の殆どががこの話に決して必要なキャラでは無かったと感じた事がマイナス要素です。
後、祐一と美汐をくっつけたいが為に二人と真琴との関係をIF設定にしたように感じられたのも私には減点要素でした。
ただでさえストーリの都合上分かりにくい展開になっているのに、その所為で余計な混乱が出てきていますから……。
作者の好みを自分の作品に反映させたいのは分かりますが、それが話の持ち味を殺してしまっているのがとても勿体ない作品だと思いました。
つうじいさん (7点)
ちょっとラストが消化不良な感じですが、うまい。
途中名雪や舞の登場の意味が分からなかったのですが、
最終的には上手な使い方だったと思いました。
アルエムさん (10点)
なるほど。最初、読んでいたときは、ちょっとわからなかったのですが、こういうお話だったのですね。
きっと、皆真琴のことを忘れてしまっても、心の片隅では覚えているんでしょうね。それで名雪が悪戯してみたり、舞が肉まんもってたりしたんじゃないかなっと勝手に思ってるわけですが。
電光刑事バンさん (1点)
色々キャラが出てくるけど、いまいちなにがやりたいのかわからない。
真琴シナリオの場合、美汐は最後の瞬間には立ち会っていないのだが。
あの場所にいたのは、祐一と真琴、それに名雪が真琴と一緒に作った雪だるまだけだ。
プリント写真でも、真琴との絆が深かったのは名雪のほうだし。
極端な言い方をすれば、美汐は真琴の事で傷つくような事はなにもしていない。むしろ部外者の部類に入る。
確かに妖弧を失ったという点では一緒だが、それは名雪も秋子さんも同じ事だ。
で、あるにもかかわらず、自分だけ不幸のどん底にいるかのような祐一が不快だ。
あおさん (5点)
序盤の描写と、最後のオチがやや合ってないように思われます。
祐一が、美汐の名前を間違って呼ぶところから始めた方が良かったかもしれません。
マイクォーさん (9点)
ホラーと見せかけてのどんでん返し恐れ入りました。
ここまで話に引き込まれたのは久しぶりですね。
琴吹 邑さん (3点)
不可解系とはよく言ったものだなあと思います。
各シーンがパズルの一ピースのようで そのピースが無秩序に並べられて、
何となく一枚の絵ができあがっている。そんな感じの印象を受けました。
話がよくわからなかった。というのは、この話の場合ほめ言葉になるのでしょうか?
Garaさん (6点)
「不可解系」なんてジャンルなんですから、意味の分かりにくいとこは分からないままにして深く考えない方がいいのかな?
真琴の残した「願い」によって記憶自体が混沌とした世界、な訳ですけど、登場人物見る限り「真琴シナリオ」でも無いんですよね。ヒロインズを無理矢理出さなくても良かったんではないのかな?真琴に関わった名雪と秋子及び美汐にキャラクターを絞った方が良かったような気がします。特に舞が事情を知ってそうな配役で出てくるのは無理あります。
あと、ケアレスミスに突っ込んでなんなんですけど「喰うか食べるかどっちかにしろよ」だと「食べてばっかし」です^^;
Revinさん (6点)
不可解というより、分かりにくいだけと言える。
文章がとてもうまかったです。シーンも自然で面白い。
ただ、オチが気に入らなかったです。
よくある感動コードもチラホラと気に食わなかった。
2%さん (5点)
読み終えた後、微妙な違和感というか、危うい印象の残るおはなしでした。物語は終わっても、まだ欠けているパズルのピースがいくつもあるような。物語全体がコラージュで構成されているかのような。まあ、ジャンルが「不可解系」となっているので分からなくても良いか、と流してしまいましたが……でも、一見ほのぼのに思えるラストが無性に怖い。なんでだろ。
VALさん (4点)
白の世界。……不可解系というジャンルの通り、難しかったです。
というか正直分かりませんでした……ごめんなさい。
earthyさん (5点)
栞と舞の描写は必要ないと思います。無理やりメインヒロイン全員を出している
ように思いました。
滝粥さん (9点)
綺麗な日常の中の欠落がよく滲み出ていて、とても綺麗。
コメディの日常とシリアスへの移行も巧く、違和感を感じませんでした。
最後の会話のとこらへんが一番好きだなあ。忘れている不足具合が良い味を出してる。
でも、ここを天野美汐ではなく、憧れであった人間の沢渡真琴を出しても面白い展開になったのではないかと思ってしまいます。
面白かったです、拍手。
Mynonaさん (5点)
冒頭のキャラ栞だと思っちゃいました。だまされたー。次のシーンが香里→栞なんで読み間違えたんでしょうが、少しはミスディレクションって部分もあるのかも。でも、あとから読み返すと別に口調だってごまかしてないんだよなあ。
脇役の女性たちがなんだかやけに魅力的で、シーンの鮮やかさと流れの不可解さが絶妙なバランスを保ってますね。度の合わないメガネのように視界がゆがんで頭がもやもやしてきます。こうやって、なんだか判らないけど気分が動かされるっていうのは、ちょっと凄い。祐一の不安を読者も同時体験できちゃう。
洗剤とサイドボードは判るとして、グラタンって何なんだろう。ホワイトの方かな、意味があるのは。綺麗に白く、やっぱりそうか。白紙の手紙の抽象的意味はいいとして、これ、誰が出したのか。微妙に秋子の台詞がおかしいような気がするし、ここはもう半ば夢の中っぽい。誰かが本当に出してるなら美汐だろうけど……。
あゆのいうあの子って表現も微妙にひっかけ的。
初読と再読でずいぶん印象が変わりますね。再読して、ようやくバックストーリーの方に意識をまわす余裕が出来てきます。こっちもまたずいぶん捻ってあるなあ、と(単一の解釈にまでは落ち着けない気がしますが。容量ですかねぇ)。形式と内容の両方を同時に捻ってしまうと、読み取るのが難しくなるような気がしないでもないです。途中で読むのやめた人、結構、いたんじゃないかなあ。だから価値が落ちる、というわけじゃもちろんないんですが惜しい。
以下、うまくまとまらないままだらだらと列挙します。
・冒頭の台詞と真琴が消えた日が同じであって、祐一のもっている切迫感が真琴へのものなのか美汐へのものなのか判り難い。中盤までは真琴への、終盤では美汐へのものに見えるんじゃないかな。記憶を失っているかもしれないという焦りが切迫感のもとなんでしょうが、その割りには真琴への想い、美汐への想いという方向にテーマが寄り道する気がします。
・真琴の娘的位置というのは、マイナー説ってほどではないけれど少数説の類いであって、説明なしにもってくるのキビシイのでは。
・「信じてくれます?」の中には実は嘘もまざっているかもしれない。でなければ、バックストーリーはオリジナル。でなければ、美汐も自分と真琴をある程度同一視している。
・沢渡真琴オリジナルと真琴の二重性が、真琴と美汐の二重性の着想元かなぁ(あゆと名雪の二重性とかあゆと栞の二重性とかもありますけど)。
・この雰囲気どこかでと読みながら思ってたんですが、ひょっとするとディックでしょうか。
KATUOさん (4点)
なんか色々と分かりづらかったです。ジャンルに不可解系と記してあるということは、作者さんも自覚しているのでしょうか。登場人物が多すぎて話が揺れてしまっています。もっと話を絞ることはできなかったのでしょうか?
Natsuさん (4点)
物語の核となるのは最初と最後のシーンだけで、間にあるヒロインたちとのやり取りは特に意味を成していないと思います。
何か気の利いた伏線やら仕掛けがあれば面白かったのですが。
竹仙人さん (4点)
……むむ。
なにやら思わせぶりな冒頭に、隠された肝心なものをにおわせるシーンの連続。
しかしそれらを繋ぎ合わせてラストへいくと、とたんに頭が疑問符で満たされました。
祐一と美汐が狐の呪いとやらにかかって関係を改竄されて、それを自力で回復して……しかし肝心の祐一と美汐の関係がやはり疑問符でした。
この二人、付き合ってる……?
雨音さん (6点)
かなり無茶な設定なのですが、何とかギリギリ説明できている……かな?とは、思います(汗
うーん、でも、やっぱり中編に持っていった方が良かったのではないかと。
ラストに至るまでの引きは十分だったのですが、
「忘れている」という設定をもう少し表現して欲しかったです。
また、美汐の事を「さわたりさん」と呼んでいた、という設定が唐突に登場していて、
そこから先の展開が全て死んでしまっているように思いました。
忘れている事を思い出す、そのカタルシスが非常に弱いので。
そのあたり、少し残念でした。
Manukeさん (7点)
ストーリーの展開の仕方は面白いですね。
ただ、構成には少し首を傾げました。物語が始まる前にあった美汐と祐一のやり
とりは、省略せずSS中に含めて欲しいです。
あと、いくつか演出の不自然さも感じますね。
例えば透明スプーン越しの栞。表現としては面白いのですけど、実際にそのよう
に見える位置関係を成り立たせるのは困難では?
有効票 | 40 | |
1 点 | 1 | (2.50%) |
2 点 | 2 | (5.00%) |
3 点 | 6 | (15.00%) |
4 点 | 6 | (15.00%) |
5 点 | 9 | (22.50%) |
6 点 | 9 | (22.50%) |
7 点 | 3 | (7.50%) |
8 点 | 1 | (2.50%) |
9 点 | 2 | (5.00%) |
10 点 | 1 | (2.50%) |
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