赤白黒

作者:復路鵜さん   第 26 位(47.35 pts)

Foolisさん (7点)
狂気的世界がいい感じで描けていると思います。
ただ、最後の展開がまったくといっていいほどわからないのですが(汗。
何度か読み直してもよくわかりませんでした、すみません……(汗

hiyokoさん (5点)
淡々と進むのがとても怖い。
香里のセリフから考えると、死とは別の結果を祐一には導き出して欲しかったですね。

Longhornさん (5点)
ダークというかホラーというか。容量的にこの手のものは難しかったのかも。

名無しのどんべさん (7点)
多分狂ってしまった祐一君。色んなことに忘れ癖がある彼のことですから、展開に頷くことはできます。
後半の雰囲気は好き。ラストで栞と香里が出てくるのも、場面を思い起こすといい画です。
ただ基本設定そのものはひねりが足りないと思います。冒頭の場面で祐一が香里を殺していることは明らかに感じられるのですから、そこから物語の核心に到達するまでがやけに長く感じてしまう。
また祐一君の心の葛藤を想像しようにも、このSS固有の説明はなくて、原作に全てを預けてしまっているように感じます。それじゃダークとしては片手落ちじゃないかな、と。
ちなみに原作どおりで考えると、私には祐一君が栞の死にそれほどショックを受けたり、香里を殴ろうと考えたりするようなタイプとは考えていないのです。そういう読者がいることも想定して書いてもらえると嬉しかったなぁ。
でも最後の画は実に気に入っているのです。だからちょっと高めに点数を付けておきます。

じゅうさん (7点)
抽象的表現での言葉の使い方がうまいと思います。
また、タイトルを初めとして、色にこだわった描写によって
ちょっとしたホラー映画並の迫力を感じることができました。

ぐー!さん (4点)
正直な話後半の展開がわけが分からないです。
話自体も全体的に強引にIF的要素を盛り込んでダークにされているので、混乱しそうになりました。
その為、栞ルートの途中から派生していくとかいうならともかく、ちょっと違った栞ルートを通ってのダークはこの容量では足りなかったのでは?と思ってしまいます。
ダークでは別にキャラの狂気とかは読者に理解させる必要は無いと思いますけど、ただ、話の展開だけは理解させる事が必要だと思います。
この作品を読んでそう実感しました

電光刑事バンさん (5点)
いの一番がダークで、香里栞モノ。
個人的には祐一が死んでしまうのがいまいち。
これで名雪を絡めて、追い詰められて壊れていく祐一と、祐一に壊されていく名雪とかだったらまだ笑えたと思う。
栞シナリオなら、あながち名雪も無関係ってわけじゃないし

あおさん (3点)
ダークは嫌いじゃないのですが、状況描写がくどくて、表現が抽象的過ぎかと、
あと、地の文は三人称か祐一視線のどっちかに揃えた方が良いと思います。

まてつやさん (7点)
 うーん。文章うめぇ。レベルたけぇ。
 改めて、自分ではダーク書けないなぁと思い知らされます。

マイクォーさん (4点)
読み応えはあったが、何か物足りなさを感じた。
もう少し、序盤の病室の場面を出す必要性を演出すればよかったのではと思う。

琴吹 邑さん (1点)
ダークというよりホラーかなと思いました。
表現が、痛々しくて読むのがつらかったです。


こういう傾向の作品は苦手です。自分にはあいませんでした。

Garaさん (5点)
むー……判断に困りますねー。
どれが現実なのか分からない混沌とした恐怖、を演出したかったのは分かりますし、そう読めなくもないんですけど、現実的には「支離滅裂な話」でしかないんですよね……
ダーク、としても、狂気もの、としても、ホラー、としても、どれも今ひとつ中途半端です。お風呂場のシーンがメインみたいですし、狂気系ホラーに纏めた方が良かったんではないかな。

かきさん (7点)
 こ、怖かった。読んでいてぞっとしました。風呂に入れなくなりそうです^^;
 狂気の香里が、でもすごく彼女らしく感じられました。それもやはり作者様の高い筆力が故。すごいなぁ。
 手首の描写と、赤、白、黒。演出も見事でした。
 ただ、どうしても「どこかで見た話」といった感じが拭えませんでした。ダークというジャンルにおいては特に大きなことだと思います。
 今さらカノンのssに新鮮さを求めるのもなかなか厳しいことだとは思いますが^^;
 個人的には、ラストで手首をもう一度掴まれると印象が更に深くなったのではないかと思ったり思わなかったり。偉そうにすいません。

Revinさん (3点)
 キャラが感じている感情に違和感を覚えっぱなしだった。
 元々があんな善に満ちあふれた正義の世界に住むキャラクターばかりなんだから、後ろ向きな猟奇に走るにはそれ相応の納得を読者にさせないといけないと思うんですけども、このお話ではそれは感じられなかった。
 悪く言えば、記号化されたダークだと受け取れた。
 オチも今ひとつだった。

2%さん (6点)
端的にいうと「読後感の良いダーク」でした。「ダーク」というよりも「怪談」に近い感じ。「俺、死んでる」の一言が、このおはなしを一気に無邪気なファンタジーに変えてしまったような気がします。ラストも「さっぱり見当がつかない」の一言で済まされていて、あっさりした印象。中盤までは凄惨なシチュエーションと祐一の電波気味の思考が絡んで壮大な鬱物語になりそうな予感があっただけに、少しだけ残念です。いえ、ダークの苦手な一読者としては実際のところありがたいのですが……

VALさん (4点)
 ……いや、確かに怖かったです。怖かったんですが……それ以上の何かがなかったです。
 個人的にあまりダークが好きじゃないのもありますが……ごめんなさい。

earthyさん (5点)
どこまでが現実なのか、読んでいくうちに混乱してきました。

滝粥さん (8点)
う〜ん、面白いのだけれど、どこかありがちな展開にも見えたかなあ?
死んでる、と言うオチは何とはなしに見えていたし、あとひとつの逆転要素が欲しかったと思う。
しかし、描写は陰惨さは他を一つ分抜いている感じで楽しく読めました。
香里の狂い具合が一番好きw

KATUOさん (6点)
恐怖はあまり感じられませんでしたが、ホラーの展開としては悪くないと思います。だけど祐一にしろ、香里にしろ、一体何を考えているのか分からず、話への感情移入が全くできませんでした。KANONでこれをやる理由も薄いのではないかと感じました。

Natsuさん (4点)
読ませる文章でしたが、ストーリー面で見所はありませんでした。
陰惨なダークはどうも好きになれません。

竹仙人さん (7点)
 途中で鳥肌が立って、手首を押さえながら読みました。血って苦手なんだよおおおお
 鬼気迫るというか極限というか、とにかく密度の濃さに圧倒されました。
 こんな葛藤に陥ったら、その場で胃が爆発してしまいそうだ……死ねる。
 あー……こわかった。

雨音さん (8点)
ダークって言うかホラーっていうか……グロ!!(何
グロですよ、これはっ!!

いや、しかし……上手い。
乙一に通じる上手いグロさ、と言うのでしょうか。
風呂場に入ってからの描写に逃げが無かったのが凄いです。
こういうのは真似できないなぁ……。
決して好きな内容ではないのですが、それでも高得点つけたくなってしまう作品でした♪

Manukeさん (5点)
香里の行動には鬼気迫るものがありますね。
ただ、正直なところ今一つ怖くないです。
このSS中の祐一にあまり非がないせいでしょうか、一方的に香里が異常だったと
いう印象が強く、末尾の「絶望と孤独と陰惨な確信」が感じられませんでした。



有効票39 
1 点2(5.13%)
2 点3(7.69%)
3 点4(10.26%)
4 点6(15.38%)
5 点11(28.21%)
6 点5(12.82%)
7 点6(15.38%)
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