ヒーロー

作者:おりびいさん   第 14 位(40.71 pts)

Foolisさん (4点)
ことみが人形を渡してくれた相手を探すというネタ、そして、人形を伝えていくというネタはいいのですが、ちょっと文章がことみらしくないかなぁと思います。
あとことみが帰ってくるときに朋也と渚を呼んで欲しい、というかなぁ、と。
それが違和感を覚えました。
帰ってから、決めるのが一番いいと思いますし。
#それは逃げになる、とことみがおもったのなら少し説明が欲しいかな、と思いますし。

あとことみの苗字が間違っているのが残念でした(汗


奏鳴さん (3点)
 とてもよみにくいです。文末の大半が「の」で終わるのは、私にはテンポが合わないみたい。
 内容そのものを見るなら、好みの部類に入るのですが、適切な容量で書かれた作品とは到底思えませんでした。余っている20kの容量でも書けるかどうか。
 例えば序盤の紳士に鞄を渡されるエピソードや追悼セレモニー。中盤にある大学に入ってからの六年間の話。どれもそれだけで短編や中編の一本が書けそうな話だと思います。そういったものが、ことごとく軽い描写で流された事もあって、重要そうなエピソードだけかいつまんで読む方向にシフトしたら、いつのまにかラストまで着てしまいました。結局主題が分からずじまい。
 最後の岡崎家とのやり取りを主眼にしたかったのなら、ホームステイしている辺りから始めて、それまでを回想として処理した方がすっきりすると思いました(それでも容量的に厳しいでしょうが)。
 ぬいぐるみの歩みを主眼にしたかったなら、長編として取り組んだ方が良かった気がします。
 取り扱っているエピソードそのものは好みだったので、余計に残念でした。

峰生ゆたかさん (4点)
 key作品らしい良いお話なのですが、少し会話文で分かり辛いところが。
 後、キスは少しえげつないかなぁと思いました。

しんかさん (5点)
いい話だと思います、単純にタイトルも、内容も。ことみサイドにおける、ああなるほどなぁ〜と感じる解釈の仕方があって、それを踏まえて成長していくことみの姿があって、素直に感動できました。
ことみの問題があっさりと解決してしまったのが勿体無い限り。ここら辺りにもう一山あればもっと面白くなったのではないでしょうか?
英語の会話については、もう少し英語らしい会話の成立のさせ方があった方が、より外国って感じが出てよかったんじゃないかな。

KATUOさん (2点)
うーん……。とりあえず字の文であの口調は止めておいた方がよかったと思います。非常に読みづらく感じました。最初はギャグなのかと勘違いしたほどです。物語後半のことみの考えもイマイチ分かりませんでした。

かきさん (5点)
話があっちこっちに飛んでいたので、ちょっとついていくのが大変でした^^;
クマのぬいぐるみを中心に据えたのはいいなぁ。
ナイスな小道具です。今まで使われていたようで、実はあんまり使われてなかった気が。
でも、地の文での「の」は、やらない方が良かったのではないかなぁと思わないでもないです。
おりびいさん、かな?

りきおさん (1点)
正直、厳しいと思います。
ここに出品しているSSの中でも、とりわけ完成度が低い。
言いたいことはわからなくとも無いのですが、
話の内容があまり1貫しているようには思えませんでしたし、
見せ場的なものもあまりありませんでしたので。

誤字が多かったのもそれに拍車をかけています。
SSとしての面白さを見出すことが出来なかったのが、一番痛いと思いました。

すなふさん (1点)
 地の文のモノローグ部分が全て「〜なの」で終わるのが辛すぎました。内的であれ外的であれ、ことみだけに物語を紡がせるとメリハリが失われるので、もう少し文章の強弱なり何らかの変化をつけて欲しかったです。
 内容について、全般的に『幼い』と思います。ただ、着眼として、鞄の道筋を辿る旅、というのは面白かった。でも、面白そうなアイデアだったのに、最初の一件だけで(でも、スティーブ一家の設定は良かったと思う)、ちょっと尻すぼみ、残念でした。何が何でも朋也へと収束させようって拘らなくても良かったんじゃないかなあ。

藤村流さん (3点)
地の文が読みにくかったです。
ことみであることが分かれば、それほど語尾にこだわる必要はなかったように思います。
また、作品の舞台があちこちに飛び、時間も頻繁に加速するので、話についていけませんでした。
ことみが世界を回ることについて書きたかったのか、朋也ともの再会を書きたかったのか。
両方の繋がりが弱かったので、話の説得力に欠けていたように感じました。

pentiumさん (5点)
『の』が文末にあるからか、読みにくかったです…
たまに抜けている部分もあって、やや違和感を感じました。
体言止めを多用するとか、三人称的な書き口に変える事によって解決できないかなぁ、と思いました。
話の内容はとても暖かく、クラナドのSSにふさわしい感じがしました。

Manukeさん (5点)
なるほどー。なかなか面白いお話でした。
ただ、ことみは内省では『なの』言葉ではないはずなので、そこはちょっと違和感。

雨音さん (5点)
中篇部門で20.34KBというのはチャレンジャー過ぎる(汗
っていうか、34KBを切って短編で出せば良かったのに……。

と、それはともかく。
とりあえず、ヒーローってのがクマのぬいぐるみだとは。
意外でしたが、とても素敵なお話でした。
こういうのも、ロマンティックですよねぇ。

ただ、一人称地の文なのですが、何も喋り口調を真似なくとも……。
「〜なの」が連発していて、読みにくいことこの上なしでした。
おかげでせっかくの雰囲気が崩れてしまっているというかなんというか。
これはこれで良いのかもしれませんが、なんとなく苦手でした。

ふうがみことさん (7点)
 なんというか、面白かったです。キスの場面ではほんわかとした気分になったりして。
 でもさすがにこれだけ「なの」を貫かれると疲れてしまいます。これによる味を否定はしませんが、それでも読者を疲れさせない方法を模索して欲しかったです。キスシーンのように、場面そのものの面白さによってとか、語調のテンポを変えたりとか。雰囲気や印象を変えずに行うこともできるんじゃないかなぁ、と。
 ま、ここらへんは作者さんの目的が奈辺にあるのか分かりませんので、なんというか、なのですが。
 ただ私の目には「なの」が単なる文体としての特徴・雰囲気作りのようにしか映らなかったので、ストーリーや心情にかかった仕掛けが「なの」に対してあったならばもっと楽しめたんじゃないかと、そう思いもしました。



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