思い出図書館

結末は面白いと思うのですけど…。
ちょっと台詞で説明し過ぎの部分がありますね。
また、会話文が連続するので息苦しく感じてしまいます。もう少し地の文を挟んでいた
だきたかったかも。

話としては面白いんですが、Ｋａｎｏｎでやる話ではないように思えます。
この話なら二次創作でなく、素直にオリジナルで書くべきだと思います。
原作シナリオだと香里が栞を否定するようになったのはクリスマスが過ぎた後で、栞が自殺未遂をした後だったりします。
それ以前は仲の良い姉妹でした。

ダークですねぇ。ちゃんと明記してください。
面白かったですよ。本の幽霊という発想や、ラストの余韻など。
だからこそもっとダークに徹してほしかったです。
栞の心理描写やオリキャラの存在でダークになる要素はあると思うんですが。
え？　ダークじゃない？

こういった雰囲気の話は好きです。
途中までの展開も、出てくる小道具も、人物も。
ですが、この話の趣意についてはどうも納得しかねる部分が……。

面白い話だとおもいます。
最初はkanonである必要無いなぁとか思ってたんですが、後半での巻き返しがとても優れていると感じました。
最後を良くある強引なハッピーエンドにしなかった所も良かったとおもいます

　ＯＰもインパクトがありましたが、オチも凄い。
　本間という人物が一体何者なのか、そもそも本当に存在したのか。
　栞はどこへ行ったのか。自分の思い出の中に篭もってしまったのか、それとも他人の思い出の中にあるということなのか。
　様々に考えさせられるＳＳでした。

　う……面白いと思ったんですが……。
　結びが中途半端すぎます……勿体無い……。