夕凪の贈り物

作者:大谷晶広さん   第 17 位(56.80 pts)

火散さん (5点)
【7点】
 わりと定番な美汐アフター。ちょっと文章が難しかったですけど。
 んー、総じて面白みに欠けました。というか御伽話を考えすぎてはおしまいのような気が……。
 あと「あの子」が消えてから、美汐は奇跡を信じていたんでしょうか……とか疑問に思ったりしました。
 とはいえ、【夕凪】のパートは実際良かったと思いました。素直な流れではありますけど、それがまたいいです。
 素敵な気休め……いい表現でした。

夜の渡り鳥さん (5点)
【5点】
 原作では奇跡を哲学するようなことはメインではなかったって覚えている人少ないのかなあ……。
 中世あたりに逆行してる二人の思考回路に『?』でした。

はね〜〜さん (6点)
 相当に上手いと思います。物語の構成力も凄いと思います。
 しかし……うぉぉ、またしても変化球っ、しかももの凄い曲がり方をしております。
 これだけ変化球が続くとストレートが打ちたいと思ってしまうのは私だけでしょうか(汗)

 んー。どうしてなんでしょう……出来は凄く良いんですけれど……素直に楽しめませんでした。スクロールバーの残りがどの位か、読んでる時に何度も気になるというのでしょうか。
『夏嫌い』の理由とか、美汐が祐一を名で呼ぶようになった理由を肌でじんわりと感じられるような文章、そして趣き深いラストなど……評価すべき所は無数にあります。
 地の文の描写力なんかは私は足もとにも及びませんし。

 ……すいませんっ、話にどうしても乗れないという理由で2点ほど引かせて頂きました。せめて、という事で下に思い当たる理由をちょっと書き抜いて見ましたのでご覧下さい。でも乗れない理由はこれだけじゃないと思うんですけどね……すいません、上手く説明できなくて。

 まず最初に……憑物筋のオリジナルキャラが、話の中であまり強く表現されていないんですね。私はオリキャラには2つの使い方が有効だと思ってます。即ち
「話の中心の中に据えてしっかりと描く」か「完全なチョイ役に徹させる」のどちらか。
 しかしこの話ではどちらとも言えない極めて中途半端な役どころのため……悪い意味で変に浮いて見えるんですね。もうちょっと上手い見せ方があった気がします。
 次に、式関連の説明ですが……長すぎますし、説明文そのままなのは如何かと(汗)読者は説明文を読みたい訳ではありませんから、作中には『説明』を必要最小限に留めるべきです。他にも説明くさい文章が多々ありましたから。
 それこそカノンの真琴シナリオを例に取ると、妖孤に関することをただ羅列してだーっと説明するのではなく、祐一が天野に尋ね、それを天野の口から話すという形式を取っています。
 こうする事で『説明文』が『描写』へと昇華され、話にぐぐっとのめりこめるようになる訳です。
 説明にならないような方法は色々とありますので考えてみてください。
 ただ必要最低限説明すべき事は説明しなければいけないので、説明文=悪というわけではないあたり難しいところです。何事もバランスですかね〜(バランスの悪い物ばっかり書いてる私が言うなよ)

 文章力は非常に高いと思います。それこそオリジナルにすぐ転用できそうな位に。この感想が作者さんをさらなる高みへと向かわせる手助けになれば幸いです。

雪蛙さん (3点)
憑き物筋の話とか必要なのかなと。オリジナルな設定が逆に印象を悪くしたように感じます。
よく調べてあるとは思いますが、もう少し自然に見せてほしい。
結末等もたくさんあるうちの範疇から出ませんし。

琴吹 邑さん (5点)
妖狐を別の視点で再解釈するという点は、面白く、興味深かったです。
一番最初の寝過ごしたところが、きっちり伏線になっているところとか
風景の色使いがきれいなところとかは、うまいなあと思うところが多く、
お話を書き慣れている人なんだなあと感じました。

基本点 3
話が理解しやすい 1
おもしろかった 1

春日 姫宮さん (7点)
 描写が綺麗。
 寂寞とした雰囲気が良かったです。


【。】

雨音さん (7点)
憑物筋という面白い設定を引っ張り出してきたわりには、
ずいぶんとノーマルな展開でしたね……。
あっさりと祐一の説得に納得してしまう美汐に、
別にそんな設定必要なかったんじゃないか……と思ってしまいました(苦笑
あと、ちょっと展開に無理がありすぎかも。
駅の老人が憑物筋であると祐一が思った根拠が、さっぱり分かりませんでした。

歩く人さん (4点)
良いお話なんだろうけど……死んだのではなくものみの丘に帰った信じているなら戻ってくるという奇蹟を信じるのもアリですが、個人的に死んだと考えているなら駄目って感じがします。

設定や構成、表現はかなり良かったと思いますが、ちょっと入り込めなかった。残念です。

Foolisさん (8点)
奇跡なんておきない、そう思いながら前に進んでいく美汐がステキでした。
その辺の過程がよくかけていましたし。
また、祐一と美汐のやりとりも見ていてよかったです。

Longhornさん (9点)
よいものを読ませていただきました。

じゅうさん (5点)
思わせぶりに憑き物筋のおじいさんが登場したわりには、
この作品の中での役割はあまりなかったのが残念なところです。

雪凪ゆうさん (5点)
 お話自体は良いと思うのですが…いかんせん、ご都合主義な展開な気がしました。

広咲瞑さん (8点)
奇跡は起こりっこないってわかってても、起こるはずだと信じていたい気持ち。
それが、自分の考えてることとぴったりはまっちゃって、「そうだよね、そうだよね」って何度も頷いてました。
彼らが生涯を終える、その瞬間を迎えてなお真琴たちが帰ってこなかったとしても、祐一も美汐も後悔なんかしないんだろうなあ、って思いました。
あまりにも純粋に、ひたむきに頑なに夢を見続ける二人が、少しだけ悲しくて、でもとても綺麗です。

電光刑事バンさん (6点)
 妖狐についてよく調べてあるし、比較的長い文章なのに破綻していないところが素晴らしいです。
 ただ、これを読んで感じたのは、強い美汐のイメージでしたね。
 なんとなく、原作の美汐とは大違いに見えました。
 まあ、この先祐一と美汐は失ってしまったもの大きさのために、傷をなめあって孤独に生きていくのかな、とも思いました。

竹仙人さん (6点)
 うむー。たどり着いた結論がとてもグッ! でした。
 豊かな語彙と正確な日本語に基づく洗練された文章は、一部使いどころを踏み誤っているような気がしなくもありませんでしたが、概ね成功しているように思えます。自分の趣味からはちと離れますがw
 人生風任せ、がモットーなので、キャラが何かと奔走している話は読んでいて楽しいです。

木村圭さん (8点)
静かで、穏やかな夕凪のような雰囲気が好きです。
一番好印象なのはあまりにもらしい祐一と美汐なのですが。

まてつやさん (9点)
 いい作品でした。言うことありません。
 いや、本当にケチをつけるところとかさっぱりありません。
 いい作品でした、本当に。

Natsuさん (3点)
長いです。もう二度と読みたくない……。
概要は特に複雑とは思わなかったので、もう少しスマートにしてほしかったです。
これが作者の文体なら好みの問題だと思うので何も言いませんが。

MR.Dさん (7点)
妖狐の話がからんで、難しい話になるかと思ったんですが
うまくまとめてますね。
いろいろと勉強にもなる話でした

あるてしもさん (6点)
 運が悪いのだろうか。やっと読めるものに当たった。ただ、読めるとは言ってもいくつか気になる点があった。
 一、憑物筋についての記述について。
 憑物筋誕生の由来はわかったが、何故憑物筋に不思議な力がある、という前提になってしまったのか、という点。
 村に災害が起こる。それは憑物筋のせいである。その順序で憑物筋が迫害されるのはわかる。だが、彼らはいつ、祐一の期待する不思議な力を得た?
 ニ、登場人物が「絶望」やら「悲劇」と言った単語を使うの点。
 私には、キャラが自分の置かれた立場に酔っているようで魅力を感じられない

猫竹林さん (7点)
奇蹟というのは、人の想像を超える物だと思います。誰が起こすにしても。
獣でも、植物でも、人間でも、居るんなら神でも。
僅かな可能性や、固定観念をうち破って突き進む人の意志なんかは、
大好きなテーマです。

が、再び逢いたいという願い・・・
自分の好きな人だけを蘇らせて欲しいというのは、いまいち魅力を感じませんでした。
別れは例外なく訪れることですから。
ところで特殊な力を持つとされる者は、
畏怖される方が多いような気がしますがどうでしょう?
知的水準の低い時代は、文字が読めたり、系統的ではなくても科学的な理解がある彼らは、
権力と結びついて社会的に高い位置を占めていたと思うのですが。



有効票44 
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3 点3(6.82%)
4 点5(11.36%)
5 点10(22.73%)
6 点12(27.27%)
7 点6(13.64%)
8 点4(9.09%)
9 点2(4.55%)
10 点2(4.55%)


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