夢で見た桜

【運営側なので、点数は一律５点です】
　好きです。
　こうも素直に二次創作されたら、褒める以外ないじゃないですか（笑）
　点数をつけるとしたら８点です。

　良い話になりそうなのですが、もう一つ何かが足りないと感じました。
　中編で、じっくり描いて下されば素晴らしいＳＳになったかもと思うと残念です。

あゆエンド後の舞・佐祐理アフター、といった感じなのでしょうか？
こういう話もアリだと思います。ステキなお話でした。

あゆが最後なんで登場できたのかはよくわかりませんが・・・
雰囲気がいいので、まあ、いいか。

【６点】
　ちょっと流れが素直でしたが、丁寧に書かれていて良いと思いました。
　ただ、最後が短い気がします。

　夢オチかいっ。
　しかも、なんであゆやねんっ。
　みたいな感じ。途中もなんか、ちとイマイチ感が拭えませんでした。

10KBの制限がマイナスになった作品という感じです。
舞の話に対してあゆの話がとってつけたようになってしまいました。

序盤、舞に対する祐一の気持ちが不自然というかはっきりしないというか。最初やたらドライなのに、そのすぐ後でチョップされなくて寂しいとか。そのあたりに違和感がありました。
文章も話の流れも淡々としすぎてて、キャラクターを魅力的に描けていないような印象。

展開がやや急かな、と感じてしまうのは１０ＫＢ制限のせいだろう。
話の展開自体が個人的に結構好き。
また最後のほうの演出がすごくよかったです。

なんか……纏まりが無いような気が……。
このサイズなんですから、もうちょっと焦点を絞ってほしかったです。

はぁ……流行りなんですかねぇ、こういう「蟠り→お手軽お悩み解決」というパターン。
すいませんが、こういうパターンに虫唾が走るのでこの点数にさせてもらいます。
茶番に過ぎ滑稽で、真剣な場面なのに真剣になれない、というそんな気持ちの悪い組み合わせでした。

で、結局どうなったのでしょう。夢よりも現実を聞きたいです。
エピローグは蛇足以外の何者でもありませんね。本来一番大切な部分なのに。

　あゆシナリオに舞シナリオを合わせたところは良いんですが、どうにも消化不良気味のような感じがします。
　ある意味七年間祐一を待っていたあゆ。十年間祐一を待っていた舞との比較をしてみれば面白かったと思います。

　これを書きますか、わずか１０ＫＢで。
　……いや、素晴らしいです。……本気で素晴らしいです。１０ＫＢでこれだけ完成度高いシリアスなどは読めないだろうとタカをくくっていましたから。

　一番最後の「おはよう、祐一君」と言ったあゆは、どこにいるあゆなんでしょうね……。
　桜の花の散り行く様は美しいと人は語るけれど、決して散った花びらは元の蕾に戻る事は無し。そんな一瞬の美にこそ和の心はあると言われます。一度散ったものは元には決して還らない。

　夢の中の夢……桜からそんな事をつい深読んでみましたが……それだと悲しすぎるんで、現実だと信じたいです。
　これ以上の余計な言葉はきっと要らないでしょう。心に長く残る、そんな話でした。

色々な思いが交差して切なくなるような
感じがしました。

あゆシナリオの祐一とさゆまいとは、また珍しい組み合わせ。
なかなかいい話でしたけど、さゆまい側にも救いが欲しかったですね。
あゆは目覚めても舞が目覚めないのではハッピーエンドに浸りきれません。

ラストが難解でした。あゆシナリオがベースだというのはわかったんですが（そう、あゆのシナリオでは、確か２度くらいまでは舞の魔物退治につきあってもＯＫなんですよねぇ……記憶モードですけど）。
とりあえず、舞がどうなった（なる）のかが全く見えてこないので、想像の羽が広がるというよりは疑問符が残ってしまいました。
その意味では、ラストのあゆのシーンはどうかな、要らないかもしれないな、と思います。